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![]() ドイツ軍はフランス国民に対しユダヤ人の一斉検挙の協力を要求する。ユダヤ人たちが次々とスイスへ逃亡する中、ユダヤ人外科医であるバーンスタイン一家は隣人バティニョールの娘婿であるナチス・ドイツ支持者ピエール=ジャンの密告によって検挙され、バティニョールは図らずして摘発に協力してしまうことになる。ドイツ軍のスプライヒ大佐に対する協力がもとでピエール=ジャンはドイツ占領軍の公式な委員としてバティニョールを任命し、軍に没収されたバーンスタイン家の大きなアパートもバティニョール家に譲られることになった。
ある晩、ドイツ軍後援者のためのレセプションを催すことになったバティニョールが客人を出迎えに玄関のドアを開けてみると、そこにはバーンスタイン家の息子である12歳のシモンが立っていた。シモンはうまく逃げ出し、家族と合流するつもりで、このアパートに戻ったのであった。トラブルを避けるために、バティニョールはシモンをかくまうことにした。しかし家族に内緒にするのが日増しに困難となってきたため、密輸業者の男に近づき、バーンスタイン家から没収されたルノワールの絵画と引き換えに、シモンをスイスへ逃がす手はずを取る。 シモンは彼の幼いいとこであるサラとギラと合流した。2人の両親もまたドイツ軍によって連れ去られ、2人はアパートの管理人のところに隠れていた。バティニョールはこの3人を自分の店の地下室にかくまうことにした。 ルノワールの絵画はスプライヒ大佐のオフィスにあるチェストの引き出しに隠してある。バティニョールは自分の特権を使って部屋へ忍び入った。しかし大佐の秘書に目撃され、その不正な行動に対して嫌疑をかけられてしまう。店に戻ったバティニョールは冷静さを欠き、子供たちのいる地下室へ自ら閉じこもってしまった。 スプライヒ大佐が事情を確かめるため電話をかけてきた。しかしバティニョールが地下室から出ようとしなかったためピエール=ジャンは無理矢理中へ押し入り、ユダヤ人の子供たちをドイツ軍に突き出そうとする。身の危険を感じたバティニョールはピエール=ジャンを殺害し、管理人のところへ子供たちを連れて行く。バティニョールは盗んだ絵を売り、自分の手で子供たちをスイスに逃がしてやろうと決心し、妻と娘に現金を持たせて自分の兄弟の農場へ行かせ、自分はシモン、サラ、ギラと一緒に列車へ乗り込む。ドイツ軍からの苦しい逃亡の末、バティニョールと子供たちはスイス国境近くにある農場で親切な女性に出会い、宿を得た。夫をドイツ軍に囚われている彼女は、子供たちの国境越えに手を貸してくれる人物に快く連絡を取ってくれた。バティニョールと彼女は互いに惹かれあい、一夜をともにするが彼女の息子マルタンに目撃されてしまう。マルタンはシモンにレジスタンスの兄に頼めば君たちをスイスに逃がすことができるからバティニョールは信用するなと説得する。しかし、この会話が警察に知られ、シモンは連行される。そしてバティニョールがシモンの偽造パスポートを持ってくるまで留置されるはめになる。警察署長はバティニョールがユダヤ人ではないかと睨み、その疑念を払えずにいた。バティニョールとシモンは逃亡を図り、地元の司祭や先に出会った女性の力を借りてサラとギラと共にスイスへと続く山へ忍び入った。バティニョールは子供たちを自由の世界へ放とうとしたが、最後の最後に決心を変え、子供たちと一緒に国境を越えるのであった。 |
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2002年度作品/フランス映画/上映時間:103分/カラー/シネマスコープ/ドルビーSRD 後援:フランス大使館文化部/提供:ニューセレクト/協力:JTB/OZOC/NEWS DELI/TEAM OF BEAT*EN/配給:アルバトロス・フィルム |
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