1962年5月16日生まれ。『コーリャ 愛のプラハ』での墓掘り役として有名であり、ヤン・スヴィエラーク監督のオスカーノミネート作品"Elementary School"(91)にも出演している。スヴィエラークは彼がフランタ役に唯一の適任と確信していた。
 84年にState Conservatoireを卒業後、テレビ、映画、演劇で生計を立ててゆくようになる。80年代前半には厳格な囚人役や賢い盗人役など社会的に末梢に存在するキャラクターを多く演じた。88年の"A House For Two"で高い評価を受け、ヨーロピアン・フェリックス最優秀男優賞にノミネートされた。その後95年から97年まで3年連続でチェコ・ライオン賞にノミネートされている。96年度と98年度にはピルセン映画祭の最優秀男優賞を受賞、チェコ国内では一目置かれる俳優である。


 1968年9月17日ロンドン生まれ。ユアン・マクレガーと共演した『ブラス!』(96)やヒュー・グラントと共演した『泉のセイレーン』(93)、『ウェールズの山』(95)などが有名である。近年では2000年の"Rancid Aluminium"でリス・エヴァンス、ジョセフ・ファインズと共演している。
 タラが『ダーク・ブルー』への参加を決めたのは、『コーリャ〜』を観て作品に惚れ込み、ヤンと仕事をしてみたいと思ったからだと言う。そして脚本に感動し、出演を決めた。


 1982年3月10日プラハ生まれ。3人兄弟の末っ子に生まれたクリストフは現在State Conservatoireの音楽/演劇コースの3年生。彼の母親のJANAはドキュメンタリー映像作家で彼の兄MATTHEWはプラハのVINOHRADY劇団の俳優である。
クリシュトフは過去にテレビシリーズのなかで助演を務めた経験はあるものの、重要な役どころは今回が初めてである。監督は当初、演劇学校1年生のボサボサ頭で髭も生えていない彼はこの役に向いてないと思っていたが、自然体でカメラ映えする姿に可能性を見出し抜擢した。役作りのため特別軍キャンプ訓練所に送り込み、直立をはじめ行進から敬礼までを学ばせた。それにより以前の幼い彼とは程遠く、本物の兵士としての貫禄が出てきたのである。


 1946年10月10日、イギリス生まれ。84年のテレビシリーズ、"Jewel in the Crown"出演をきっかけにスターダムへとのし上がる。以降、映画、テレビ、舞台と幅広く活躍する。近年の作品で注目を浴びたのは、オスカーにもノミネートされたアナンド・タッカー監督の『ほんとうのジャクリーヌ・デュ・プレ』(98)、ニール・ジョーダン監督の『マイケル・コリンズ』(95)などがあり、2002年に公開されるロバート・アルトマン監督作品"Gosford Park"にも出演している。75年にRSCに入団してから、長い間、演劇界で成功してきた。2000年には、西ロンドンでユージーン・オニール劇作品「夜への長い旅路」でジェシカ・ラングの相手役をつとめた。


 1955年5月16日チェコ生まれ。73年カレル・カヒーニャ監督の"Love"でデビューを飾る。映画出演も何作品かあるが主にテレビ番組のコント劇や演劇で活躍し、チェコ国内での彼の人気はそこから広がった。
 カイザーについてヤンはこう語った。「彼には尊厳が備わっていて、それでもって二枚目で素晴らしい役者だということを知っていたが、これほどまでに光り輝くほどの虚勢をはって流れ星のごとく映画界に復活できるとは思っていなかった。」


 ドイツの著名な映画俳優。主な出演作品はスピルバーグ監督の『シンドラーのリスト』(93)でのジュリアス・マドリッチ役。
 その他には独・英語作品シェリー・ホーマン監督のロマコメ映画"Father's Day"でのバーガー役などがある。



原題:DARK BLUE WORLD/2001年度作品/チェコ・イギリス合作映画/上映時間:112分/カラー/シネマスコープ/ドルビーSRD
サントラ盤:ランブリング・レコーズ/ノベライズ:角川文庫刊/後援:チェコ共和国大使館
協力:キリンビール(株),株式会社ローソン,オリヂナル(株)
提供:スタジオジブリ日本テレビ/博報堂/ニューセレクト 配給:アルバトロス・フィルム