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基地に戻ったカレルを見て驚きと喜びに友を夢中で抱きしめるフランタに、カレルは人生で初めて恋をしたことを告げる。
だがフランタとともにスーザンの家を訪ねるとカレルに対する彼女の態度は別人のように素っ気なく冷たかった。困惑するとともに庭で楽しそうにフランタと話すのを見て二人が惹かれあってることを察するカレル。後日スーザンから「あの一夜は過ちで、もう二度と連絡をしないで」と書いた手紙を受け取る。動揺したカレルは濃い霧の立ち込めるなかスーザンの家へと向かうが、すれ違いでスーザンがフランタに会いにやってきた。「カレルではなくあなたのことが忘れられない」と話す彼女にフランタは心を動かされながらもカレルを裏切ることはできないと告げる。
ある日曜日、フランタはスーザンの家を訪れる。彼はスーザンにカレルの話をするつもりだったが、本心は違うのだとわかっていた。罪悪感に苛まれながらも二人は引き寄せられたように愛し合う。もう想いを止めることはできなかった。
ある日カレルは彼女の家の前にフランタの車が停車してあるのを目撃する。裏切られた気持ちでいっぱいになり、ひどく傷つき泣き崩れてしまう。
フランタが基地に戻ると酔っ払ったカレルが絡んできた。彼らの友情はもう修復できないくらい粉々に砕けていた・・・。夕食の場でフランタはカレルに謝り、許しを乞う。だがカレルの怒りは爆発し、無抵抗なフランタはただ殴られるがままだった。
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アメリカの参戦によりドイツ戦線は不利な状況へと追い込まれていた。カレルとフランタはイギリス海峡を横断してアメリカ軍爆撃機の護衛の任務につく。しかし途中でフランタの操縦する機体は機能不全となり海に墜落する。フランタはかろうじて助かるが彼の救命ボートが破裂してしまう。フランタの窮地を目撃したカレルはギリギリまで高度を下げ、自分の救命ボートを落下させようとする。 救命ボートを膨らませながらコックピットのハッチを開けようと夢中になり、機体が方向を変えているのに気が付かなかった。機体が頭から海に突っ込む寸前に救命ボートを外に出す。カレルの救命ボートによってフランタは救われる。しかしカレルの姿はどこにも見当たらなかった。フランタは寒さに震え、むせび泣きながら救命ボートによじのぼる。カレルは自分の身を犠牲にしてフランタを助けたのだ。
負傷した身体が回復した後、フランタはスーザンの家を訪ねる。そこで見たものは、戦場から戻った彼女の夫だった。車椅子生活を余儀なくされた夫に彼女の残りの人生を捧げなければならないこと、もう自分の出る幕はないことを悟る。
終戦後まもなくフランタはチェコスロバキアに戻る。そこでかつての恋人ハニチカが別の男と結婚したことを知る。彼女の子供になついている愛犬を置いて、彼は一人立ち去る。
強制労働所のチャペルが改造された作業場。フランタは窓からからっぽの空を見つめ、カレルのことを想う。

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