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知っていますか?
現在、世界で30万人以上の子どもが、
兵士として戦場へ送られていることを。
1980年、エルサルバドルは政府軍とFMLNと呼ばれる反政府ゲリラとの激しい内戦下にあった。政府軍は12歳になる少年たちを”兵士”として徴収するために、村に現れては強制的に少年たちを連れ去っていく。まもなく12歳の誕生日を迎えようとする主人公チャバにも、あどけない子供時代の終わりを告げる日が刻々と近づいていた・・・。
自らの実体験をもとに脚本を手掛けたオスカー・トレスは、銃弾が飛び交う凄まじい日常の中でも、生きることにひたむきだった少年時代を力強く綴った。この衝撃とも言える実話に深く胸を打たれてメガホンをとったのは、『メッセージ・イン・ア・ボトル』などのハリウッド監督、ルイス・マンドーキ。また、製作総指揮には『パルプ・フィクション』や『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』などのヒット作を生み出したローレンス・ベンダーが名乗りをあげ、05年ベルリン国際映画祭 最優秀作品賞受賞<児童映画部門>をはじめ、05年アカデミー賞外国語映画部門メキシコ代表作品に選ばれるなど、世界中から熱い賞賛を浴びている。

私は、過去を掘り下げることで、忘れていた罪悪感と向き合わなくてはなりませんでした。家族を祖国に残してきたこと、あの川岸に友達を置き去りにしたこと、初恋を実らせることができなかったこと・・・あの頃何もできなかった幼い自分に対する罪の意識・・・。
しかし、世界中の人とこの映画を共有できる今、私は自分の人生にとても感謝しています。そしてたくさんの人々がこの映画を観ることによって、子どもたちの”無垢な声(Innocent Voices)”を世界に向かって共に叫んでくれることを心より祈っています。
脚本 オスカー・トレス |