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「マシーンヘッド」
今月のピックアップは、何にしようかな〜とパラパラと過去の資料をめくっていたが、この際開いたページの作品にしようという事で、パッと資料を開いてみたら、「マシーンヘッド」が!
こいつはドえらい作品に当たっちまったぜ・・・。
「マシーンヘッド」とは、そのタイトルとジャケットビジュアルからもお分かりの通り、内燃機関と脳味噌が合わさった驚愕のエンジン人間!
科学者のマックスは、自らの研究の集大成として、死体と内燃機関を合体させ、前代未聞のエンジン人間を誕生させた!
そして科学博覧会で発表したのはいいけれど、エンジン人間=マシーンヘッドが大暴れ!
マックスを殺害し、博覧会は大パニック!そして逃げるように街に飛び出し、至る所でマシーンヘッド騒動が!
自分の意志とは関係なく、みなぎるエネルギーを放出するが如く身体が勝手に動き、大暴走と大虐殺を起こしてしまう。
だが、マーベルコミックなどのアメリカンヒーロー(マシーンヘッドはヒーローではないが)にお約束の、「人間的な弱さ」を持つマシーンヘッド。
「オレは死んだのに、何のために生き返った?」
鏡に映った、頭とエンジンが結合した自分の姿を見て、同じ涙がキラリ。
そして泣きながら走り出すマシーンヘッド!
泣きながらシャワーを浴びるマシーンヘッド!
シャワーを浴びたらすぐ帰れと言われるマシーンヘッド!
そしてこのマシーンヘッドの動力は頭に取り付けられたエンジンであるが、そのエンジンを動かす為にはガソリンを入れなければならない。
そう、彼の主食は、アラレちゃん同様ガソリンなのである。
10秒チャージするために、一人寂しくガソリンスタンドで給油するマシーンヘッド。
まるで新橋の立ち飲み屋で晩酌をするサラリーマンのよう。
しかし、頭のエンジンの振動が大きすぎて身体が振るえ、おじいちゃんの食事中が如く、ガソリンがうまく給油口に入らない!
こんな生活もうイヤ!
ばあさんの待つ天国に行くんじゃ!
と、再び走り出すマシーンヘッド。
そしてそんなマシーンヘッドを、怒りに満ちた群集と警察が追い詰めていた。
果たして彼の運命やいかに!?
この作品の見所は、マシーンヘッドの心の葛藤である。
元々は善良な市民だった男が、科学者の傲慢な実験の犠牲者となり、殺人者として生まれ変わってしまうという余りにもヒドイ運命の悪戯。
アイドルがAV女優として再デビューするのとワケが違う。
田舎のご両親が理解のある方だといいのだが。
そしてもう一つの見所が、なんといっても頭のエンジンによる振動!
たえずブルブルと震えているマシーンヘッド役の役者さんは、演技が大変だったろうに・・・。
そんなアルバトロス・コアファンにはなかなか人気の高い「マシーンヘッド」であるが、夏の日の蒸し暑い夜に、ガソリン、いや、ビールを飲みに立ち飲み屋に入る様に、気軽にご覧下さい!
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