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アルバンテナ
コーラ

みなさん、コーラは好きですか?
一仕事終わったら、とりあえずコーラ。
居酒屋でもソフトドリンクとしてコーラは必ず置いてありますし、カラオケで唄いすぎたノドを潤す飲み物はコーラですよね。
どこに行っても目にするコーラ。
この存在力だけでもすごい飲み物だと思います。
多少は炭酸の好みがあるかと思いますが、コーラが嫌いという人を聞いた事はありません。
これほど多くの人々に受け入れられている飲み物はないと思うんです。

私のコーラ好きは、小学校近くの駄菓子屋に置いてあった通称“コーラ”が始まりです。これはコーラではなく、30円程で買えたコーラドリンクでした。細いチューブに入っていて炭酸はなく、薬品のような香りと味がしました。
渡辺正行さんの「コーラ一気飲み」も流行りました。瓶コーラを一瞬で飲むという技。これがテレビで流れた時、たくさんの子供たちがまねしました。
大人になっても炭酸がきつ過ぎて一気は出来ませんが、昔からコーラを大好きで飲んでいます。
お菓子でもコーラ味キャンディー・コーラガム、コーラゼリー、スカットコーラなどたくさんありますし、そういった類も大好きです。
このアルバンテナで取り上げる程コーラが今、大ブームかといえば、そういうわけではありません。むしろコーラが発売された時からずっとブームは続いているのではないかというほど、生活に密着している定番の飲み物です。が、その割には、コーラの事をよく知らないなぁ〜と思ったので、大好きなコーラに詳しくなるためにも敢えて取り上げることにしました。

●世界初の“コーラ”であるコカコーラの歴史。
コカコーラは114年以上も前に作られた飲み物なんですよ!
現在ではコカコーラの発明家として有名な薬剤師Dr.Penberton。1831年、ジョージア州生まれ。「何がなんでも完璧な薬を作る」と燃えていた彼の目に止まったものは,当時話題になっていた「奇跡の植物」コカ。

その頃既にコカを使った飲み物、薬用酒「ビン・マリアーニ」がヨーロッパで大ブームになっていました。
これはワインにコカの成分を溶かし込んだもので、エジソンやローマ法王までもが愛飲したという伝説の飲料。ペンバートンはこれに真似たものの制作にかかり、その結果生まれたのがコカコーラの祖「フレンチ・ワイン・アンド・コカ」でした。

しかし19世紀終盤に起こった禁酒運動で彼の「フレンチ・ワイン・アンド・コカ」も攻撃の対象にされたため、また新たなものをと制作に試みた1886年、水と炭酸水を間違えるという偶然の助けを借りて非常に美味しいコカコーラが完成!しかもそれが大ヒット!(そんな偶然ってあるんですね…。)

その後ペンバートンはこのコカコーラの権利を企業家E.G.キャンドラーに売却。
おいしいコカコーラは、キャンドラーの手腕もあって一躍有名に。この頃から人々の間でコーラに対する認識が薬から嗜好飲料へと変化していき、コカコーラをアメリカ中どこへでも流通させることをも可能にしました。

そしてついに大正時代、コカ・コーラ日本初上陸!
詩人 高村光太郎が発表した詩集『道程』に収録された「狂者の詩」の中に“コカコオラ”の名が登場します。が、戦前の日本人にはまだ新しすぎたのか、一般的な評判にならないうちに戦時下の舶来品排除にあって市場から姿を消してしまいました。日本に再び姿をあらわしたのは、1949年(昭和24年)オドール監督率いるアメリカのプロ野球チーム「サンフランシスコ・シールズ」が来日したときでした。この試合に限り同球場内でのコカ・コーラの販売が許可され、コカ・コーラと一般の人々とのはじめての出会いとなりました。

話は脱線しますが、サンタクロースの衣装といえば、「赤」をイメージされる方が多いのではないでしょうか?実はこの「赤」という色、決定つけたのはコカ・コーラ社だというのを知ってますか?昔、サンタクロースの衣装は赤ではなく、青や白など、その土地によっていろいろ違っていたそうですが、ある年のクリスマス、コカ・コーラ社がクリスマス商戦としてサンタクロースの衣装をコカ・コーラのイメージカラーである「赤」にして、サンタクロースがコカ・コーラを飲んでいるというポスターを製作。これがサンタクロースのイメージとして定着し、赤い衣装になったと言われています。


●コーラが出来るまで。(コカ・コーラの場合)
(1)水処理
まず「処理水」といわれる、質をよくし、製品を均一にする磨かれた水をつくります。水処理装置を使って水をていねいに殺菌・浄化し、ちょっとしたにおいやくせもすべて取り除きます。
この工程を、工場では“水を磨く”と呼んでいます。

(2)脱気
処理水の中の空気(酸素)を「脱気機」を使って取り除きます。これは、炭酸ガスを加えるときに、炭酸を吸収させやすくするためと、酸素による風味の劣化を防ぐためです。

(3)シロップ調合
まず、砂糖と果糖ぶどう糖液糖を処理水に溶かして「糖液(シンプルシロップ)」をつくります。これにコカ・コーラの原液を加えて一定量の処理水を加えるとコカ・コーラのシロップができあがります。

(4)水シロップ混合
シロップと脱気した処理水を、一定の比率で混ぜ合わせます。タンクのなかで処理水とシロップが十分に混ざったら、いよいよ炭酸ガスを加える工程に進みます。

(5)炭酸ガス
「クールカーボネーター」という装置に先ほどのシロップと処理水を混ぜたものを送り、装置内に詰まっている炭酸ガスを吸収させます。この吸収をよくするため、冷却、圧力をかけ、十分に炭酸を含んだフレッシュなコカ・コーラができあがります。

コーラの原液は企業秘密らしいです。
海外に行った時、コーラの味が違うと感じたことはありませんか?
これは一番最初の工程で使う水が、その土地のものを使っているので国によってコーラの味が違うんです。

ちなみに昔は主成分が、コカの葉(コカイン)とコーラナッツ(カフェインを含むもの)というものでした。
コカコーラの「コカ」はここから来ているというのは有名な話ですよね。
今ではこの二つの成分、どちらも入っていないそうです。
そりゃ、コカの葉が入ってたらマズイですよね。


●コーラ飲料
コーラと言えど、たくさんありますね。
いろんなコーラ
ペプシコーラ、タウフリッシュコーラ、ペプシコーラ・マックス、リヴァーコーラ、コカ・コーラ、シナルココーラ、アファリー・コーラ、コカ・コーラライト、インカ・コーラ、 ヴァージン・コーラ、 ウィルキンソン・コーラ、 オープンコーラ 、カナダドライ・コーラ 、カンパ・コーラ、 コカ・コーラ 、ザムザム・コーラ 、サムズ・アップ 、シュウェップス・コーラ 、ジョルト・コーラ 、ペプシ・コーラ 、ミラクルアルファ (ホワイトコーラ) 、リボン・コーラ 、レディオ(RaDio) 、ロイヤルクラウン・コーラ 、maiwoo (まいうー) コーラ(TV番組「元祖!でぶや」で企画したコーラ)

コンビニ、スーパーなど一般的に手に入るコーラというのはおそらく、いわゆる普通のコーラとダイエット・コーラでしょうか。アメリカではその他に、カフェイン・フリーの普通のコーラとカフェイン・フリーのダイエット・コーラがあります。
カフェイン・フリーの理由として宗教的な理由や、健康への気遣いがあるようです。

子供の頃、「歯や骨がとける」などと大人に脅かされました。
だから子供は飲んではいけないのだと・・・。
もちろん、そんなことはないんです。これは酸味料の中にリン酸が入っているためで、体の骨を溶かすほどの量は入っていません。

●コーラを楽しむ
フレイバーのない、一般的なコーラを飲み比べても味の違いは分かりません。私のような素人が興味半分に飲み比べをしたからといって、わかるはずがありません…。
しいて言えば、炭酸の強さと味の濃さの違いぐらいでしょうか?

最近は、チェリーやレモン、チョコレート、ガラナ、バニラや高麗人参と、様々なフレイバーを持つものが発売されてますね。レモンなどはコーラと相性バッチリですが、高麗人参っていかがなものでしょうか?
ちょっと一工夫加えれば、また違ったコーラを味わう事が出来ますね!
そこで、コーラを楽しむ飲み方をご紹介!

☆ホットコーラ☆
風邪をひいたときなどにスポーツドリンクを温めて飲んだりする方も多いのでは?
それと同じでコーラを温めて飲んでもおいしいですよ。
あまりに簡単に作れてしまいますがホットコーラの作り方。

(1)鍋にコーラを注いで、中火であたためます。
コーラを沸騰させる

(2)200cc程であれば、1分程度であたたまります。
(3)カップに注いで、できあがり!
ホットコーラ
※あたためる際は、鍋や耐熱性カップに移してあたためましょう。破裂などの可能性があります。

夏にはエアコンで冷えた体を温め、もちろん冬にもぴったりなホットコーラ。
あたため時間を短くするとちょっとだけ炭酸が残り、これもまたおいしいです。

☆しょうがコーラ☆
上記のホットコーラにしょうがを加えたもの。これは風邪の時にはオススメです。しょうがは血行を良くして身体を温め、風邪の症状を緩和する食材。コーラのカフェインにも、しょうがの成分と同じく、代謝を促進する作用があるため、しょうがとコーラの相乗効果でより身体がポカポカして風邪の初期症状を緩和します。

(1)鍋にコーラを注いで沸騰させ、炭酸を飛ばす。
(2)しょうがを入れて煮立てればできあがり。
※コーラ200ccに対して薄く切った生姜2〜3枚が目安。
※コップ1杯を1日2回


☆コーヒーコーラ☆
いろいろ調べているうちに「コーヒーコーラ」というものに出会いました。一体これはどんな味なのか?
興味本位で作ってみました。

(1)コーヒーを淹れる。コーラをまぜることを考え、コーヒーはかなり濃い目に。(コーラで直接ドリップするとなかなか出来ないのでお湯でドリップした方がいいです)
濃いめのコーヒー

(2)コーヒーにコーラを注ぎ、混ぜる。できあがり。

どうでしょう。苦いコーヒーにコーラの糖分が加わって、一言で言えば砂糖入りコーヒー、コーラ風味。
好き嫌いの個人差はあるかと思いますが、間違いなく言えるのは、ゴクゴクいける飲み物ではないことです。


☆キューバ・リバー☆
コーラを使った有名なカクテル。別名ラム・コーク。キューバ独立戦争時に合言葉として使われた Viva Cuba Libre (キューバ万歳) がカクテル名の由来。キューバ特産のラムとアメリカのコーラとの調和が作り上げる独特な味わい。

(1)グラスにライムを搾り、氷を2〜3個入れラムを注ぐ。
(2)その2〜3倍量の冷やしたコーラを注ぎ、できあがり。

コーラ歴が長くなれば、自分なりにアレンジして、いつもと違ったコーラを飲むのも楽しいものです。
コーラ以外に好きな飲み物があったら、コーラと混ぜてみてください。
自分だけのオリジナルコーラが楽しめるはずです。
いつも何気なく飲んでいたコーラですが、こうやって調べてみると改めて魅力的ですね。
冷蔵庫の中には常にコーラを用意しておきたいと思いました。
そう思っているとまた飲みたくなってきましたよ。
ぜひ、みなさんもコーラをじっくりと味わってみてくださいね!


参考
●日本コカ・コーラ株式会社
http://www.cocacola.co.jp/

●コーラ白書
http://www.colawp.com/

●コカ・コーラ帝国の興亡 / 100年の商魂と生き残り戦略
マーク・ペンダグラスト 著、古賀林 幸 訳
徳間書店

posted by ALB : 2005年08月19日 16:53 | グルメ
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