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アルバンテナ
小説

最近小説の映画化がすごいですね。
小説以外にも、マンガやらTVドラマの流れからの映画化が多い。
ハリウッドは当然の如く、最近は邦画のオリジナリティの欠如がことしまやかに囁かれてます。
しかし、マンガや小説の映画化は、既にヒットしている作品ということで認知度・人気共に高く、当然ストーリーのクオリティは高い。
また、映画化になった際にも宣伝がしやすい。
などなど、ヒットへの道筋を作り易いのでしょう。製作委員会には、必ず出版社が入ってますしね。
かといって原作がヒットしてると、原作ファンのハードルは高いワケであって、なかなか納得できる作品があったりなかったり。
でも、原作ファンはとりあえずどういう風に映像化されたのか、観てみたくなるもんです。
なので、個人的には小説から映画化になった作品は、作品の評価は可否あるとして、とりあえず観てみることにしております。


なんていう前置きがありながら本題に入りますと、私は結構小説を読むのが好きで、常にカバンには「週刊プレイボーイ」と共に、小説を忍ばせております。
中学生の頃は、西村京太郎や山村美紗を読み耽るという、出張中の50代サラリーマンのような読書をしておりました。
アガサ・クリスティも読破したなぁ。
初めて官能小説を読んだときは、それまで「デラべっぴん」ばかりを読んでいた私にはかなりのカルチャー・ショックを受けました。
文字のみで官能表現を伝えるということの、素晴らしさ、そしていやらしさ。
欧米化しつつある日本文化の中に、ここにもサムライがいた!と感激したものです。
その時の経験が、今まさに私が担当するアルバトロス・ロマン作品の製作に生きているんでしょうか。。


今となっては、特に作者で選ぶわけでもなく、流行っている、あるいは面白そうな小説を適当に本屋で見つけて読むというライトユーザーです。
といいつつ、ハードカバーは高いので、文庫化してから買います。
それでも月に5冊くらい読むので、まあまあ読書をする方なんでしょうか。
ジャンルは、7割くらいミステリ小説でしょうか。


最近読んだのは


「犯人に告ぐ」
雫井脩介:著
上、下あるのですが、冒頭から一気に引き込まれ、2日で読んでしまいました。
同著者の作品は「火の粉」とかも読んでたのですが、「クローズド・ノート」と同じ著者とは思えなかったです。
幅のある作家さんですね。
最近、トヨエツ主演で映画化になりました。
まだ未見ですが、小説が面白かったので、かなり自分の中でのハードルはあがっております。
近々劇場に行く予定です。


「床下仙人」
原宏一:著
「イッセー尾形氏驚く!これが面白くなくて何が面白い!」などの煽りPOPでつい買ってしまった本。
奇想天外小説という謳い文句さながらに、現代ニッポン人の現状を風刺したユーモア作品が並ぶ短編集。
悲しさも漂わせつつ、その悲しさが滑稽で笑ってしまったり。
でも、読み終わった後の感慨は、当然長編よりも少なかったです。
空いた時間に気楽に読むのはいいかもしれません。


「君たちに明日はない」
垣根涼介:著
山本周五郎賞を受賞した、リストラ請負人・村上真介シリーズ。
主人公の村上が恋や仕事に悩みながら、笑って泣かせるストーリー。
あまり期待してなかったが、上手くまとまっていて、面白かった。
一部の淫猥な性描写が唐突すぎるという読者も多いみたいだが、私的には無問題。
とりあえず、続編の「借金取りの王子」も読んでみようと思う。
もちろん文庫化したら。


「チーム・バチスタの栄光」
海堂尊:著
「このミス大賞」の作品ですが、映画化告知のオビに惹かれて買ってしまいました(まさに宣伝側の思うツボですね。。)。
内容的には、かなり医療関係の事が詳しく書かれているので、「ブラックジャックによろしく」を読んでいた私でも、当然意味不明な事が多かったです。
ですが、上巻の最後あたりからアクの強いキャラが登場し、展開が速くなると共に面白さも倍増し、これまたイッキ読みでした。


そして今読んでいるのが、

「暗黒館の殺人」
綾辻行人:著
おなじみ「館」シリーズの長編である。
まだ読みはじめだが、暗黒館の平面図や、登場人物の羅列を見るとワクワクしてくる。
しかも、分厚い文庫が4巻まで。。
しばらく本屋にいかなくてもよさそうです。


仕事で映像ばかり観ていると、感受性が受動のものばかりになってしまいそうで、能動的に自分のペースで思いを馳せられる小説は、きっと感性を磨くのにも役立つのでは。。とも思います。

明日から出張なので、ビジネスホテルでの夜は、「暗黒館の殺人」を読み耽るというかなりディープな夜になりそうです。
なので、気分転換に「プレイボーイ・チャンネル」も合間に入れたいと思います。

posted by alb_blog : 2007年11月25日 16:38 | カルチャー
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