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銀盤を噛め!
尻怪獣 アスラ

トマトが人々に襲い掛かる『アタック・オブ・ザ・キラートマト』、コンドームがチンポを食いちぎる『キラーコンドーム』、ムサカなるギリシャの伝統料理がおっきくなる『アタック・オブ・ザ・ジャイアントケーキ』など、古くから意外な物が凶暴化したり、巨大化して人類を脅かす怪獣映画がありますが、これもそんなタイプの作品で“尻”のモンスターが登場するというもの。
尻がモンスターになっただけに顔面騎乗&強制アナリングスで窒息させたり、爆風級の屁や大便をひっかけて人々を攻撃、迎える方も人間浣腸で抵抗とたいへんスカトロジーにあふれたテイストで、「お尻倶楽部」の読者なんかは異常に喜びそうですが、尻つっても則巻センベエが髭を剃ったみたいなオッサンの尻なんですよ。そんなわけで、どちらかといえば「SAMSON」とか「DAVE」の読者のほうが楽しめるかも。

バカンスに出かけたメキシコで、ウシガエルにアヌスをレイプされてしまった白デブのウォルドー。前立腺にウシガエルの毒が回った彼は肛門科の権威から放射線治療を受けることに。だが、それが原因となって彼の体から尻がポロリと分離。次第に尻は巨大化して、意思までも持つようになり、尻怪獣“アスラ”となってロサンゼルスを破壊していく、といったフザけた話。

不細工と醜女だけで固めたキャスト、チープきわまりない特撮、『モスラ』や『羊たちの沈黙』をネタにしたつもりのギャグ&パロディが味にもなっていないというか、味にしたところで噛み合っていないというか……まぁ、アレですよ。とはいえ、うっすらと全体を覆う縮れ毛、くすんだ色合いの割れ目、セルライトで凸凹気味な尻タボ、見えそうで見えない蟻の門渡り……とアスラの造形が意外に良く出来ていて感心。しばしストーリーを追うのも忘れてアスラだけを凝視するようになり、「そういえば『脱出』のDVDが出た時にはネッド・ビーティーがレッドネックに犯されるシーン(チャプター13:メス豚のように)を何度もリピートしてたなぁ……」などと思わず回想。いままで気付かなかった、もう1人の自分を知ってしまいそうな気がしてちょっぴり不安になった次第。

RECTUM=直腸をもじった原題“RECTUMA”を『尻怪獣アスラ』にしたタイトルと、オリジナル海外版DVDの軽く数億倍はカッコいいジャケット・デザインのセンスは相変わらずグッド。おまけに尺が95分と短く、尻が痛くなって取れそうになるなんてことがないのもナイスであります!

posted by alb_blog : 12:27 | コアレーベル
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