軍によって殺人兵器として生み出された殺人蜘蛛が巨大化して、ハリウッドを破壊 しまくるモンスター・パニック『キングスパイダー』の続編とのこと。
そういえば、こんなタイトルのビデオをアルバトロスの人から借りてたなというのは覚えていたけど、観た記憶などまったくナシ。
いつ頃リリースされたのか全洋画ON LINEで調べた ら感想欄には“バカ映画っぽい”“コメントしづらい”との言葉が、おまけにアマゾ ンではカスタマーのおすすめ度:★☆☆☆☆……。こんなんじゃあ前作を観てもしょうがねぇなという思いがよぎったが、さすがにそれはマズイかと押し入れを探したら上手い具合に蜘蛛の巣だらけになってて少しだけ驚いた。

米軍が投下した原子爆弾によって、ハリウッドもろとも吹っ飛んだはずの殺人蜘 蛛。
だが、ある男が闇市場で売りさばこうと捕獲した数匹をカバンに入れてラスベガスへ。
当然のごとく、カバンから殺人蜘蛛が逃げ出して巨大化。
そんなこんなで大パニックに陥ったラスベガスを舞台に、米軍の戦闘機とレーザー戦車、そして最終兵器であるメカデストラクターと巨大蜘蛛が闘いを繰り広げるというもの。
米軍のレーザー戦車は東宝特撮映画でお馴染みのメーサー戦車の完全パクリ、メガデストラクターもこれまたメカゴジラにメカニコング、スーパーXをミックスしたようなデザインだが、ほどよいハンドメイド感を残しながらもなかなか精巧な模型で良い感じ。
マンダレイベイやパリス、エクスカリバーなんかの有名ホテルのミニチュアも良く出来てるうえに、ドッカンドッカンと派手に爆破してくれている。
だが、そのぶんCGはチープで撮影もガッガカタ。
ロングショットは皆無、おまけに超アップでカット割を細かくするもんだから、肝心の巨大蜘蛛とメカデストラクターの一騎打ちは何をしているのかがサッパリわからない。蜘蛛とメカ~の顔面アップ、画面いっぱいの炎とレーザー光線が延々と繰り返されるので、途中から部屋を明るくしてテレビの画面から離れて観るようにしました。


なんだか文句が多くなってしまいましたが、この作品を通じて素敵な出会いがあっ たんです。それはエンド・クレジットに流れる曲“Creature Feature”を手掛けるTHORなるメタル・バンド。
その常軌を逸しているとしか思えないヨレヨレでグシャグシャな音にビックリして、彼らの姿を観ようとオフィシャル・サイト(http://www.thorcentral.com/)をチェック。
そこで、『グラディエイター』とか『ベルセルク』に出てくるような鎧姿のメンバーが石斧やら盾やらを降り回しながら演奏してるステージの写真にさらにビックリ。
まぁ、俗にいうマッチョ・メタル、パワー・メタルってジャンルなんでしょうがどうかしてますよ。


とりあえず、アマゾンで彼らのCDが買えることを知って即オーダー。
でも、まだキャンセルできるのでどうしようか迷ってます。

