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銀盤を噛め!
ストーン・カウンシル

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帰省中の一家や行楽に出掛けた若者が事故死したり、つまんねぇトラブルで殺した
り殺されたりと、夏ってやたらと人が死ぬイメージがありますよね。夏休みゆえの開
放感、暑さゆえのイライラなどが原因となっているのでしょうが、気をつけなければ
いけませんね。
 そう肝に銘じて今年の夏も乗り切ろうとしていたのですが、先日“あわや事故”と
いう経験をしました。あるムック本の仕事で終電に遅れてしまい、旧知のベテラン編
集者の方に車で自宅付近まで送ってもらっておりました。会話に支障ない程度のボ
リュームで彼の作ったヘビー・メタルの自選ベスト(ジューダス・プリーストからサ
クソンまで、メジャー、マイナーを問わず80年代にこだわったナイスな選曲)が鳴り
響き、車はガラ空きの新青梅街道を驀進。そんななか、ふと年齢の話になり
「平田君、昭和何年生まれ?」
「昭和48年です」
「じゃあ、西暦だと1973年か」
 有名というか既に常識らしいのですが、簡単に和暦と西暦を簡単に変換する方法っ
てあるんですね。昭和の年数に“25”を足すと西暦の下2桁になり、平成の場合だっ
たら“12”を引けばいいとのこと。昭和の何年に生まれたのって訊いておいて、わざ
わざ自分で西暦に直すこともねぇだろと思いながらも「へぇー」と感心。そこで、こ
ちらもちょっとした質問を。
「じゃあ、慶応3年って西暦だと何年になるんすか?」
「えぁ?!」
 さすがに慶応を瞬時に西暦に変換することはできなかったのでしょう。驚愕と苦渋
が一緒くたになった表情を浮かべるやハンドルを持つ手がガクブル、車はスピン気味
に急停車。没年、平成19年=2007年になるところでした。というわけで、今回は『ス
トーン・カウンシル』であります!
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 モンゴル人の子供リウ=サンを養子として迎え、パリで暮らすローラ。ある日、彼
女は7歳となったリウ=サンの体に奇妙なアザが現れているのを見つける。それを機
に、2人同時に森の中をさまよう夢を見たり、リウ=サンが聞いたことのない言語を
話したりと、奇妙な現象が起きるようになる。やがて、ローラはリウ=サンが百年に
一度の確立で生まれてくる“監視者”と呼ばれる特殊な存在で、彼が持つ不思議な能
力を悪用しようとする結社が暗躍しているのを知る。
 フランスの超人気作家ジャン=クリストフ・グランジェの小説を、32億円もの製作
費を投じて映画化したサスペンス。同じ彼の原作である『クリムゾン・リバー』『エ
ンパイア・オブ・ウルフ』もそうでしたが、こちらも大風呂敷を広げたまま尻つぼみ
に終わってしまっている感じ。おまけにリウ=サンを演じる子供が、ときおり元サッ
カー選手の北澤豪に見えて仕方なくなるのも減点。ただし、デビッド・クローネン
バーグの作品でお馴染みの名カメラマン、ピーター・サシツキーによる映像はお見
事! セピアな色調と、落ち着いているようで微妙に不安定な構図は雰囲気抜群で、
ちょびっとだけ作品の世界へと引きずり込ませてはくれます。あと、ローラ演じるモ
ニカ・ベルッチがモンゴル人のシャーマンにいろいろとされるのですが、白目を剥い
て全裸の体をガクガクと震わせる姿はイキ顔を見てるみたいで良かったですねぇ。
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posted by alb_blog : 2007年08月28日 16:54 | フィルムレーベル

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