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銀盤を噛め!
酷道 東日本編

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国道といいますと、ビシッと整備されて、何車線もあって、
車がビュンビュンと行き交って、夜はヤンキーの社交場と機能して、
道沿いには“山田うどん”や“びっくりドンキー”なんかがズラリと並ぶ。
そんな印象を強く持たれている方が多いと思われますが、
国道のなかには“酷道”と呼ばざるをえないと酷いものがあるのです。
この『酷道 East』は、『ザ・ダム 放流』『団地日和』に続く
アルバトロスの“ニッチもの”“マニアもの”の最新作であります。
その道のエキスパートである松波成行氏と稲葉薫氏が、
東日本に存在する酷道の中からとびっきりのものをピックアップ。
カメラを搭載した車に乗り込んで撮影してきた各酷道の映像を流し、
両氏がアレコレと“走り所”とでもいうべき魅力を紹介していく代物です。

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「酷道といっても未舗装程度でしょ」とナメてたんですが、とんでもなかったです。
“落石注意”“崩落注意”“危険 落ちたら死ぬ!!”なんて看板が立ち並び、
断崖絶壁+ガードレールなし+カーブ連発+路肩崩壊という、
『恐怖の報酬』や『カリオストロの城』でしか見たことのない道がゾロゾロ。
仮に助手席にウサギを乗せて無事に走り切ったとして、
「怖かったでちゅね~」とウサギを抱いてみたら死んでいるに違いないでしょう。
とにかく、単線、街灯なし、標識が錆びている、ジャングルのド真ん中みたい、
というのが酷道に共通するビジュアルとでもいいましょうか。
もしくは、上から武装した山岳ゲリラが群れをなして降りてきそう。
前からレイプされかかった全身泥だらけの女性が走ってきそう。
後ろから運転席のガラスが曇った巨大タンクローリーが追っかけてきそう。
横から何かを埋めてきたばかりのシャベルを持ったオヤジが出てきそう。
そうしたイメージが喚起されるのも共通項として挙げさせていただきます。
でかい水溜まりにタイヤがハマって、よく見たらティラノザウルスの足跡だった!
ひょっとしたら、そんなこともなきにしもあらずかもしれませんね。
なかでも、国道418号線は本作のクライマックスにふさわしい酷道の代表格。
ツングースカ大爆発の跡地を国道と呼んでいるかのような凄まじい道で、
途中から自動車では通行が不可能となった歩かざるをえなくなってしまう有様。
崩落後の崖にハシゴを掛けただけの場所が道となっているのには恐怖を感じました。

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同時発売となる西日本編『酷道 West』もチェックしようかなと思いましたが、
車載カメラゆえのライド感と早回しが三半規管を刺激してくるのでやめました。

posted by alb_blog : 10:32 | プロデュース
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