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銀盤を噛め!
ランド・オブ・ザ・ロスト

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せめて、年の最後くらいはまともにレビューします。
というわけで、今月は『ランド・オブ・ザ・ロスト』であります!

妻のカレン、コールとリンジーの友人夫婦の4人でクルーザーをチャーターし、マンハ
ッタンからプエルトリコへと向かうフロスト。楽しい航海旅行になるはずが嵐に見舞わ
れ、“魔の三角海域”バミューダ・トライアングルへと流される。そして、突如として
現れた“光の裂け目”にクルーザーもろとも突入してしまう。やがて、流れ着いたのは
地図にすら載っていない孤島。船長らと一緒に島を探索するフロストたちは、プテラノ
ドンやティラノサウルスといった絶滅したはずの恐竜たちと遭遇。さらに、第二次大戦
直後に消息を絶って世間を騒がせた米海軍飛行隊のパイロットやナチス・ドイツのUボ
ート乗組員たちとも出くわす。その島は、“時に忘れられた世界”だったのだ!

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『マーシャル博士の恐竜ランド』の原題“Land of The Lost”と同じタイトルが
ついておりますが、こちらの原題は“The Land That Time Forget”。
あの“ターザン”シリーズを生んだSF小説家、
エドガー・ライス・バローズの代表作を原作にしているとのことであります。
恐竜に追っかけられて右往左往するだけの話かと思いきや、
敗戦を知る由も無いナチス兵士たちとドンパチを繰り広げたり、
“事情を説明して”座礁した彼らのUボートを修理して脱出を図ろうとしたりと、
意外と盛り沢山の内容となっていて、未公開ものとはいえお得感アリ。

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ちなみに監督と主演は、『アウトサイダー』『若き勇者たち』のC・トーマス・ハウエル。
これまでにも監督をチョコチョコとやっていて、
『ヒッチャー'95』なんて佳作もあるので期待していたのですが、
原作のスケールがの大きさをカバーできずにメタメタな部分も。
ティラノザウルスに追っかけられる主人公たちを、
何の工夫も無く“横から引き”で撮ってしまうという
カップヌードルのCM「Hungry?」そのまんまな場面にはちょいとばかり驚愕。
とはいえ、崖から転落してデロデロになった人間をパックンチョするプテラノドン、
クルーザーの真下を通り過ぎる“全体像がつかめないほどデカい生物”、
水中からニュルニュルと飛び出してくる触手、
ティラノザウルスにガップリやられて上半身消失など、
クリーチャー大暴れ&残酷描写きちんとアリな姿勢は評価したいところ。
俳優としては、現在42歳とは思えぬ疲労感バリバリな雰囲気で少し心配。
なんだか、デンジャラスのノッチに似てました。
加えて、彼と冒険を共にするクルーザー船長役で
『ジョニーは戦場へ行った』『暁の7人』のティモシー・ボトムズが共演。
最近は、ジョージ・W・ブッシュのソックリ俳優として重宝されていたようですが
年末年始をハワイで過ごす桑名正博のような風貌で一瞬誰だかわからず。
そんわけで“時に忘れられた俳優”が、
“時に忘れられた世界”で駆け回る作品でもありました!

posted by alb_blog : 11:07 | フィルムレーベル
前人未湯

温泉といいますと、山あいの静かな村かなんかにポツンとあって、
ゆっくりと浸かりながら疲れのたまった心と体をリフレッシュさせる場所。
そんなイメージを持たれている人もいれば、
露出プレイ好きのカップル、もしくはスワップを趣味とする方々が
自分たちのブログや「ニャン2倶楽部」に写真を載せたいがために
とんでもない痴態をさらしまくる場所なんてイメージを持たれている
俺のような人もいると思います。
でもね、温泉といっても千差万別。
癒されたり、イヤらしいことをする場所とは限らないんですよ。
そんな事実を教えてくれるのが
『酷道 East』『ザ・ダム』『団地日和』でお馴染みとなっております、
アルバトロスの“マニアもの”最新作『前人未到』であります!

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厳しい自然のなかに存在する温泉を追い求める“野湯”ハンターの大原利推氏と
「みうらじゅん&安齋肇の勝手に観光協会」「泉麻人・ロバスの旅」などを手掛ける
音楽&映像プロデューサーの西秀一郎氏の2人がナビゲーターとして登場。
全国に点在する“野湯”を訪ね回り、その魅力を紹介するという内容です。

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すでに“野湯”関連の著書まで出している、その道のプロの大原氏が推薦するだけに、
“前人未湯”と呼ぶのにふさわしいトンデモない温泉がガンガン登場。
「臭くない?」なんて思う前に即座に中毒死してしまう
高濃度の硫化水素ガスがアチコチで噴出しまくってる“野湯”。
落ちたら茹で死ぬこと間違いないのが誰でも見てとれる、
数百度?もの熱泥がゴボゴボいってる土砂崩れ跡の“野湯”。
ドカンドカンと大砲の音が鳴り響く
自衛隊演習地そばの森に佇む廃墟と化した温泉宿に残された生ぬるい“野湯”。
たどり着くのに1日以上はかかってしまうという
標高2100mの北アルプス黒岳直下で湯気を立てている“野湯”。
そんな“湯けむり殺人ツアー”を地でゆくところへ、
ガスマスク、ガス測定器、小型GPS、
そして使い古したタオルを持って突き進み、
ガスマスクを装着した以外は全裸という恰好で
核戦争後の地球みたいな荒地に出来た湯気の出る穴に飛び込む大原氏。
その姿は、まるで鎌倉時代の絵巻物「地獄草紙」の一篇のよう。
浸かる前よりも泥だらけになりつつも
「あ~、いい湯だった」と満足げに言い切る姿もこれまたナイス!

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笑ったり、驚いたり、呆れたりと、なかなか楽しめる作品でありますが、
なぜかマスク&全裸の大原氏を見ていた俺はゲイでもないのにインモラルな気分に。
なんでだろうと自問したところ、ラバーフェチのタイトルを数多く出している
アダルトDVDレーベル“妖美社”の大ファンだったことを思い出しました。
というわけで、9月に買ったものの未見のままでいた
「シュルレエル ラバーキャットスーツ2」を週末に鑑賞しようと思います!

posted by alb_blog : 10:13 | プロデュース
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