温泉といいますと、山あいの静かな村かなんかにポツンとあって、
ゆっくりと浸かりながら疲れのたまった心と体をリフレッシュさせる場所。
そんなイメージを持たれている人もいれば、
露出プレイ好きのカップル、もしくはスワップを趣味とする方々が
自分たちのブログや「ニャン2倶楽部」に写真を載せたいがために
とんでもない痴態をさらしまくる場所なんてイメージを持たれている
俺のような人もいると思います。
でもね、温泉といっても千差万別。
癒されたり、イヤらしいことをする場所とは限らないんですよ。
そんな事実を教えてくれるのが
『酷道 East』『ザ・ダム』『団地日和』でお馴染みとなっております、
アルバトロスの“マニアもの”最新作『前人未到』であります!
厳しい自然のなかに存在する温泉を追い求める“野湯”ハンターの大原利推氏と
「みうらじゅん&安齋肇の勝手に観光協会」「泉麻人・ロバスの旅」などを手掛ける
音楽&映像プロデューサーの西秀一郎氏の2人がナビゲーターとして登場。
全国に点在する“野湯”を訪ね回り、その魅力を紹介するという内容です。

すでに“野湯”関連の著書まで出している、その道のプロの大原氏が推薦するだけに、
“前人未湯”と呼ぶのにふさわしいトンデモない温泉がガンガン登場。
「臭くない?」なんて思う前に即座に中毒死してしまう
高濃度の硫化水素ガスがアチコチで噴出しまくってる“野湯”。
落ちたら茹で死ぬこと間違いないのが誰でも見てとれる、
数百度?もの熱泥がゴボゴボいってる土砂崩れ跡の“野湯”。
ドカンドカンと大砲の音が鳴り響く
自衛隊演習地そばの森に佇む廃墟と化した温泉宿に残された生ぬるい“野湯”。
たどり着くのに1日以上はかかってしまうという
標高2100mの北アルプス黒岳直下で湯気を立てている“野湯”。
そんな“湯けむり殺人ツアー”を地でゆくところへ、
ガスマスク、ガス測定器、小型GPS、
そして使い古したタオルを持って突き進み、
ガスマスクを装着した以外は全裸という恰好で
核戦争後の地球みたいな荒地に出来た湯気の出る穴に飛び込む大原氏。
その姿は、まるで鎌倉時代の絵巻物「地獄草紙」の一篇のよう。
浸かる前よりも泥だらけになりつつも
「あ~、いい湯だった」と満足げに言い切る姿もこれまたナイス!

笑ったり、驚いたり、呆れたりと、なかなか楽しめる作品でありますが、
なぜかマスク&全裸の大原氏を見ていた俺はゲイでもないのにインモラルな気分に。
なんでだろうと自問したところ、ラバーフェチのタイトルを数多く出している
アダルトDVDレーベル“妖美社”の大ファンだったことを思い出しました。
というわけで、9月に買ったものの未見のままでいた
「シュルレエル ラバーキャットスーツ2」を週末に鑑賞しようと思います!






