
今月は『エネミーズ・ゾーン』であります!
強引にイラク戦争を押し進め、猛烈な勢いで首都バクダッドを陥落させたブッシュ米
大統領は、“大規模戦闘終結”を宣言。しかし、バクダッドを含めたイラク各地では、
反米武装勢力と駐留アメリカ軍との間で激しい戦闘が続いていた。2004年4月、前線
地であるファルージャでは、一般市民の死傷者が数多く発生。NGOが運営する、街
にひとつだけの病院が深刻な医薬品不足に陥ってしまう。バグダッドで医療活動を行
うキムとアランは、ファルージャが停戦状態となっている間に医薬品を移送しようと
決意。ドイツ人ジャーナリストのオリバー、カメラマンのラルフらを連れ、バンに乗
って現地に向かう。停戦が解ける翌朝までにバグダッドに戻らなければ、再開した戦
闘に巻き込まれるなどして、命の保証はない。ファルージャへ向けて車を飛ばす一行
だが、その前にさまざまな危険が立ちはだかる。


ジャケはバリバリの戦争アクションだけど、中身はゲロゲロな戦争ドラマ。
いつものアルバトロス戦術に従った一本だろうと勝手に思っておりましたが、
“地獄のドライブ:イラク編”とでも呼びたくなるようなロードムービーでありました。
キャッキャッと騒ぎながら車を追いかけてくる子供たちを見て、
「かわいいな」思った途端に彼らの表情が鬼のように豹変して投石開始!
移動するヤギの群れに「戦争していても、のどかなもんだな~」と感じた瞬間、
なんだかヤギ飼いの中にスナイパーがいるような気がして大パニック!
「なんかパンクしてるような音しない?」と思ったら、本当にタイヤがパンクしてた!
ガソリンスタンドに立ち寄ったら、難民たちに叱られたうえに金銭まで要求される!
猛スピードでグングンと近づいてくるランクルに「殺される!」と震えると、
急に進路を変えてどこかへ消えていった!
せっかく現地人ドライバーを雇ったのに、肝心なところで「道を知らない」と告白!
そして、なんとかファルージャにたどり着くも、
反米武装勢力の方々は停戦中であることをわかっておられない様子でした!
と、こんな調子で次から次へとトラブルが降りかかってくる展開。
おまけに、同行するカメラマンが異常なまでの心配性で、
「ここで帰ろう」と連発し、何かが起きると「おまえらのせいだ」と仲間を責める奴で、
これがまた妙なスリルとテンションを生んでくれるのであります。
よって、99分間ダレずに楽しめました!


「ジャケットの内容と雰囲気が違いすぎるじゃねーか!」と少しカッとなるも、
「これはこれで結構イイかも」と妙に納得してしまう
レンタルDVDにおけるちょっとした幸せみたいなものを感じられる作品です。























































































































































































































