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<title>銀盤を噛め！</title>
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<title>酷道　東日本編</title>
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<summary type="text/plain"> 国道といいますと、ビシッと整備されて、何車線もあって、 車がビュンビュンと行き...</summary>
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<![CDATA[<p><img alt="ES418-6.jpg" src="http://www.albatros-film.com/special/ginban/archives/ES418-6.jpg" width="447" height="298" /></p>

<p>国道といいますと、ビシッと整備されて、何車線もあって、<br />
車がビュンビュンと行き交って、夜はヤンキーの社交場と機能して、<br />
道沿いには“山田うどん”や“びっくりドンキー”なんかがズラリと並ぶ。<br />
そんな印象を強く持たれている方が多いと思われますが、<br />
国道のなかには“酷道”と呼ばざるをえないと酷いものがあるのです。<br />
この『酷道　Ｅａｓｔ』は、『ザ・ダム　放流』『団地日和』に続く<br />
アルバトロスの“ニッチもの”“マニアもの”の最新作であります。<br />
その道のエキスパートである松波成行氏と稲葉薫氏が、<br />
東日本に存在する酷道の中からとびっきりのものをピックアップ。<br />
カメラを搭載した車に乗り込んで撮影してきた各酷道の映像を流し、<br />
両氏がアレコレと“走り所”とでもいうべき魅力を紹介していく代物です。</p>

<p><img alt="ES418-4.jpg" src="http://www.albatros-film.com/special/ginban/archives/ES418-4.jpg" width="180" height="120" /><img alt="ES418-1.jpg" src="http://www.albatros-film.com/special/ginban/archives/ES418-1.jpg" width="180" height="120" /></p>

<p>｢酷道といっても未舗装程度でしょ」とナメてたんですが、とんでもなかったです。<br />
“落石注意”“崩落注意”“危険　落ちたら死ぬ!!”なんて看板が立ち並び、<br />
断崖絶壁＋ガードレールなし＋カーブ連発＋路肩崩壊という、<br />
『恐怖の報酬』や『カリオストロの城』でしか見たことのない道がゾロゾロ。<br />
仮に助手席にウサギを乗せて無事に走り切ったとして、<br />
｢怖かったでちゅね～｣とウサギを抱いてみたら死んでいるに違いないでしょう。<br />
とにかく、単線、街灯なし、標識が錆びている、ジャングルのド真ん中みたい、<br />
というのが酷道に共通するビジュアルとでもいいましょうか。<br />
もしくは、上から武装した山岳ゲリラが群れをなして降りてきそう。<br />
前からレイプされかかった全身泥だらけの女性が走ってきそう。<br />
後ろから運転席のガラスが曇った巨大タンクローリーが追っかけてきそう。<br />
横から何かを埋めてきたばかりのシャベルを持ったオヤジが出てきそう。<br />
そうしたイメージが喚起されるのも共通項として挙げさせていただきます。<br />
でかい水溜まりにタイヤがハマって、よく見たらティラノザウルスの足跡だった！<br />
ひょっとしたら、そんなこともなきにしもあらずかもしれませんね。<br />
なかでも、国道４１８号線は本作のクライマックスにふさわしい酷道の代表格。<br />
ツングースカ大爆発の跡地を国道と呼んでいるかのような凄まじい道で、<br />
途中から自動車では通行が不可能となった歩かざるをえなくなってしまう有様。<br />
崩落後の崖にハシゴを掛けただけの場所が道となっているのには恐怖を感じました。</p>

<p><img alt="ES157-3.jpg" src="http://www.albatros-film.com/special/ginban/archives/ES157-3.jpg" width="180" height="120" /><img alt="ES299-1.jpg" src="http://www.albatros-film.com/special/ginban/archives/ES299-1.jpg" width="180" height="120" /></p>

<p>同時発売となる西日本編『酷道　Ｗｅｓｔ』もチェックしようかなと思いましたが、<br />
車載カメラゆえのライド感と早回しが三半規管を刺激してくるのでやめました。<br />
</p>]]>

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<title>ツイスター2008</title>
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<modified>2008-10-15T03:31:19Z</modified>
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<summary type="text/plain"> みなさん、ジューダス・プリーストの来日公演には行かれましたか？ もちろん、俺は...</summary>
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<![CDATA[<p><img alt="ツイスター2008場面1.jpg" src="http://www.albatros-film.com/special/ginban/archives/%E3%83%84%E3%82%A4%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC2008%E5%A0%B4%E9%9D%A21.jpg" width="447" height="298" /></p>

<p>みなさん、ジューダス・プリーストの来日公演には行かれましたか？<br />
もちろん、俺は行きましたよ！！！！<br />
というのも、２年ぐらい前からメタル・ブームが自分内で再来しておりまして。<br />
オジー・オズボーンやＭＳＧなんかの大御所にはじまり、<br />
Ｗ.Ａ.Ｓ.Ｐ.、ブリトニー・フォックス、ヴェイン、アクセプト、クロークス、<br />
シンデレラなどなど、古今東西のバンドのＣＤを買い直しまくっている有様。<br />
おかげで、パソコンの壁紙はレインボー時代のコージ・パウエル、<br />
ケータイの待受画面はキング・コブラ時代のカーマイン・アピスに設定チェンジ。<br />
しまいには、道ゆくジジイ＆ババアがアイアン・メイデンの“エディ”に、<br />
路上に佇むサバイバーたちがガンズのスラッシュやゲイリー・ムーアに、<br />
そこらの柴犬がライオットのジャケに描かれてるアザラシみたいのに見えるように。<br />
そこにジューダスの来日で、もうドンピシャですよ！<br />
そんなわけで、同じくメタル・ブーム再熱中である知り合いの編集者某氏と武道館へ。<br />
Ｓｕｉｃａを「ブリティッシュ・スティール」のジャケのように掲げ、<br />
東西線・九段下の自動改札にこすりつけて通過するや武道館へとダッシュ。<br />
場内に入ると、そこには両袖をカットオフしたＧジャンをまとったメガネ、<br />
黒のスリム・ジーンズにモビル・スーツの足元みたいなスニーカーを合わせたハゲ、<br />
仕事帰りであろう藤岡藤巻みたいなスーツ姿の“週末だけのメタル戦士”と、<br />
汗は酸っぱい臭いで小便は泡立ちが良さそうな脇役面の元メタル・キッズが一杯！<br />
「なんか、ひどいな…」と思った瞬間に客電が落ちてライブがスタート。<br />
仰々しいオープニング～頭数曲を終えてスポットライトを浴びたボーカルの<br />
ロブ・ハルフォードは、いまや甲羅を脱ぎ捨てた亀みたいな風貌になっていました。<br />
しかし、「Ｂｒｅａｋｉｎｇ Ｔｈｅ Ｌａｗ」やら<br />
「Ｔｈｅ Ｈｅｌｌｉｏｎ～Ｅｌｅｃｔｒｉｃ Ｅｙｅ」「Ｐａｉｎｋｉｌｌｅｒ」<br />
「Ｈｅｌｌ Ｂｅｎｔ Ｆｏｒ Ｌｅａｔｈｅｒ」なんかを繰り出されると、<br />
我を忘れてヘッドバンギング＆シンガロングしてしまうのでした。<br />
まぁ、ニューアルバムとかその前のアルバムの曲なんかを演ってる時は、<br />
ちょっと座って一戸のぞみに改名してＡＶ復帰した綾乃梓と、<br />
来る途中の電車で読んできた「Ｔ・Ｐぼん」への思いをめぐらせていたんですが。<br />
で、｢Ｙｏｕ'ｖｅ Ｇｏｔ Ａｎｏｔｈｅｒ Ｔｈｉｎｇ Ｃｏｍｉｎｇ」にて公演終了。<br />
興奮状態で帰りの準備をしていると、「平田さん、どうしたんですか？」と某編集者氏。<br />
ふと腕に目をやってみると、どこかに激しくぶつけたのでしょう。<br />
３センチくらいの切り傷から、血がダラダラと流れておりました。<br />
というわけで、今月は『ツイスター２００８』であります！</p>

<p><img alt="ツイスター2008場面2.jpg" src="http://www.albatros-film.com/special/ginban/archives/%E3%83%84%E3%82%A4%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC2008%E5%A0%B4%E9%9D%A22.jpg" width="180" height="120" /><img alt="ツイスター2008場面3.jpg" src="http://www.albatros-film.com/special/ginban/archives/%E3%83%84%E3%82%A4%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC2008%E5%A0%B4%E9%9D%A23.jpg" width="180" height="120" /></p>

<p>幼い頃に、両親が竜巻で命を落とすのを目にしたエイプリル。それを機に気象学者と<br />
なった彼女は、竜巻の発生予想とそれによる被害阻止に尽力していた。そんななか、<br />
数十年も絶縁状態にあった弟の保安官ショーンと再会することになり、未婚のままで<br />
生み育てた娘のダナを連れて、彼のいるシアトルへと向かう。深い溝を少しずつ埋め<br />
ていこうとするエイプリルとショーンだが、突如として凄まじい雷雨と暴風雨がシア<br />
トルを襲う。やがて、超巨大竜巻“スーパーストーム”が発生して、街のいたるとこ<br />
ろを破壊していく。エイプリルが“スーパーストーム”を追跡していくなか、ダナが<br />
行方不明になったとの知らせが入るが……。</p>

<p><img alt="ツイスター2008場面4.jpg" src="http://www.albatros-film.com/special/ginban/archives/%E3%83%84%E3%82%A4%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC2008%E5%A0%B4%E9%9D%A24.jpg" width="180" height="120" /><img alt="ツイスター2008場面5.jpg" src="http://www.albatros-film.com/special/ginban/archives/%E3%83%84%E3%82%A4%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC2008%E5%A0%B4%E9%9D%A25.jpg" width="180" height="120" /></p>

<p>“「アルマゲドン」の脅威！「デイ・アフター・トゥモロー」の絶望！　今、人類史上<br />
最大の危機が訪れる！！”なんてキャッチコピーが付いておりますが、舞台はシアト<br />
ルの小さな町。まぁ、ＴＶムービーにありがちな“片田舎ディザスター”といったと<br />
ころですかね。約１００分の間に竜巻、雹、暴風雨をイイ感じに配分、発生させて、<br />
飽きさせないようには作っております。我らが名優のマイケル・アイアンサイドが、<br />
「ジョーズ」の市長みたいなスタンスの不動産業者役で登場するのですが、それほど<br />
悪辣でもなくて残念かなと。今年は台風がそんなでもなかったので、なんかアレだっ<br />
たなぁと思った人は観てみてもいいと思います。<br />
</p>]]>

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<title>アパートメント</title>
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<summary type="text/plain"> エコ、エコ、エコ、エコ、エコ、エコって、 いまさらになって国民全員が古賀真一の...</summary>
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<![CDATA[<p><img alt="アパートメント場面5.JPG" src="http://www.albatros-film.com/special/ginban/archives/%E3%82%A2%E3%83%91%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%83%88%E5%A0%B4%E9%9D%A25.JPG" width="447" height="298" /></p>

<p>エコ、エコ、エコ、エコ、エコ、エコって、<br />
いまさらになって国民全員が古賀真一のファンにでもなったような昨今。<br />
雨の日にビニールの傘袋を使わせといて、レジ袋削減を謳うスーパーもエコ。<br />
「レジ袋いらん」と意気揚々とスーパーから出た途端、道路にタン吐くオヤジもエコ。<br />
「ＪＲ時刻表2008年9月号(税込￥1,050)」を買う金惜しさに、<br />
ＴＵＭＩのカバンを脇に挟み、本屋の中で堂々とメモに写し取る若いリーマンもエコ。<br />
元気一杯なヨークシャーテリアかトイプードルを乳母車に入れ、<br />
赤ちゃん言葉で話しかけながら町を練り歩いているおばあちゃんもエコ。<br />
せっかく鼻からほじくり出したハナクソを、またしても鼻に戻すのもきっとエコ。<br />
もはや、なんでもかんでも“エコロジー”という言葉で片付けられる勢いであります。<br />
そんなエコロジーな日本のエコロジーな東京にあるエコロジーを感じない喫茶店で、<br />
とってもエコロジーな会話を耳にしました。</p>

<p>アイスコーヒーを飲みながら「できんボーイ」をめくる俺の隣の席にやってきたのは<br />
“下品”を絵に描いて日展に飾ったような浅黒い男と、<br />
“矮小”を絵に描いて二科展に飾ったような色白な男。<br />
最初は気に留めていなかったものの、“下品”の熱っぽい語りに耳を傾けるように。<br />
「エコとか気をつけてる？」<br />
「いや、特に」<br />
「俺も意識してるわけじゃなかったんだけど、こないだ彼女とラブホテルに行ったの<br />
がきっかけになって気をつけるようになったわ」<br />
「はぁ」<br />
「サービスタイム狙って、鶯谷のラブホテルに行ってガツンガツンやったのよ」<br />
「はぁ」<br />
「で、ヤリ終わってイイ感じでまどろんでたら、彼女が「エコとか気をつけてる？」<br />
って聞いてきたのよ」<br />
「はぁ」<br />
「そんときは、俺も「別に」って答えてさ。そしたら、彼女は家のゴミの分別なんか<br />
徹底してて、牛乳パックとかペットボトルもリサイクルに出してるっていうのね」<br />
「はぁ」<br />
「そしたらさ、結んでたコンドームを持ってさ。「こういうのもエコな感じで捨てなき<br />
ゃダメ」つって、結び目を解いて中身を洗面台に流して、ゴムと袋を燃えないゴミ箱<br />
に、箱を燃えるゴミ箱にって、ちゃんと分けて捨てんのよ。あれよ、あれ。スタバな<br />
んかで飲んだあとのヤツを捨てるのと似てる感じ？」<br />
「はぁ」<br />
「いや、それを見て偉いなって。そっから俺もエコとか気にしてさ、コンビニとかで<br />
アイスとかプリンを買っても、スプーンもわらわないようにしてんのよ」<br />
いままで会ったこともないし、これから会うことはないであろう、<br />
“貧相”を絵に描いたような俺と“矮小”でしたが、思わず顔を見合わせました。<br />
店を出ると、赤味を帯びた妖しい輝きを放つ満月が漆黒の夜空に浮いておりました。<br />
というわけで、今月は『アパートメント』であります！</p>

<p><img alt="アパートメント場面1.jpg" src="http://www.albatros-film.com/special/ginban/archives/%E3%82%A2%E3%83%91%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%83%88%E5%A0%B4%E9%9D%A21.jpg" width="180" height="120" /><img alt="アパートメント場面2.jpg" src="http://www.albatros-film.com/special/ginban/archives/%E3%82%A2%E3%83%91%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%83%88%E5%A0%B4%E9%9D%A22.jpg" width="180" height="120" /></p>

<p>ニューヨーク、チェルシー大学の学生寮。休暇中で他の生徒たちがいなくなった寮に<br />
残ることになった、ローレンやグラントたち。彼らは寮内で頻繁に少女の霊と遭遇し、<br />
その正体を探ることにする。調べを進めるうち、この学生寮がアパートであった60<br />
年代にエレベーターで落下した死亡した少女であることが判明。さらに、詳しいこと<br />
を知ろうと降霊を行うが、スペンスという殺人鬼の霊までも呼び寄せてしまう。彼は<br />
少女を連続して殺害して処刑された男で、少女は彼にエレベーターのシャフトへと突<br />
き落とされたのだった。やがて、ローレンたちはスペンスの霊の手によって、一人ず<br />
つ命を奪われていく……。</p>

<p><img alt="アパートメント場面7.JPG" src="http://www.albatros-film.com/special/ginban/archives/%E3%82%A2%E3%83%91%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%83%88%E5%A0%B4%E9%9D%A27.JPG" width="180" height="120" /><img alt="アパートメント場面6.jpg" src="http://www.albatros-film.com/special/ginban/archives/%E3%82%A2%E3%83%91%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%83%88%E5%A0%B4%E9%9D%A26.jpg" width="180" height="120" /></p>

<p>快作スリラー「モーテル」の脚本家マーク・Ｌ・スミスが、メガホンを取った作品。<br />
「チェンジリング」とか「仄暗い水の底から」みたいなようで、だいぶ違う幽霊譚な<br />
のですが、低予算ながらも大学寮の閉塞感や密閉感、後半の畳み掛ける展開はまぁま<br />
ぁで、とりあえず「モーテル」の脚本を書いた人の作品だなという感じです。<br />
ローレンを演じるキャンディス・エリクソンをはじめ、ＴＶをメインに活躍する女優<br />
が出演して叫びまくっているわけなのですが、ちかごろ海外のＡＶにハマっているせ<br />
いか、全員がその手のレディたちに見えてしようがありませんでした。<br />
ちなみに、俺のお勧めする向こうのＡＶ女優はサーシャ・グレイとボビ・スターです。<br />
舞台となる大学寮にグレイトフル・デッドのジェリー・ガルシアが住んでいたことが<br />
あるというセリフが出てくるんですけど、これって同じニューヨークにあるチェルシ<br />
ー・ホテルを意識しているのでしょうか？<br />
</p>]]>

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<title>ペインキラー・ジェーン</title>
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<issued>2008-08-04T12:46:26Z</issued>
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<summary type="text/plain"> 通勤客の汗臭いにおいと、クーラーでも処理しきれぬ湿気が充満する電車内。 10代...</summary>
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<dc:subject>フィルムレーベル</dc:subject>
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<![CDATA[<p><img alt="ペインキラー場面2.jpg" src="http://www.albatros-film.com/special/ginban/archives/%E3%83%9A%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%AD%E3%83%A9%E3%83%BC%E5%A0%B4%E9%9D%A22.jpg" width="447" height="298" /></p>

<p>通勤客の汗臭いにおいと、クーラーでも処理しきれぬ湿気が充満する電車内。<br />
10代と思しきビッチ気味な女子２人組が<br />
「流行語大賞ってあんじゃん？」<br />
「あー」<br />
「来年のって、なんだと思う？」<br />
「あー、わかんね」<br />
「ウチ、“誰でも良かった”じゃないかなと思うんだよね」<br />
「あー、“誰もピカソ”じゃなくて？」<br />
いいとこ突くなと感心すると同時に、今年の夏はいつもと違うと感じたのです。</p>

<p>深夜。ライフワークとして数年前から取り組んでいる<br />
“自宅に飾れるくらいの大きさのトーテムポール彫り”に集中していると<br />
ベランダからドグワシャ！という凄まじい音が聞こえてまいりました。<br />
慌ててベランダの窓を開けたら、糸の切れたゲイラカイトが落ちていました。<br />
いい時間に飛ばすなと感心すると同時に、今年の夏はいつもと違うなと感じたのです。</p>

<p><img alt="ペインキラー場面6.jpg" src="http://www.albatros-film.com/special/ginban/archives/%E3%83%9A%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%AD%E3%83%A9%E3%83%BC%E5%A0%B4%E9%9D%A26.jpg" width="180" height="120" /><img alt="ペインキラー場面7.jpg" src="http://www.albatros-film.com/special/ginban/archives/%E3%83%9A%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%AD%E3%83%A9%E3%83%BC%E5%A0%B4%E9%9D%A27.jpg" width="180" height="120" /></p>

<p>少し前の話になりますが、差出人不明のお中元が届きました。<br />
半畳くらいの大きさなブツだったので、「タオルケット？」と包装紙をビリビリ。<br />
すると、どうでしょう。<br />
包みに覆われていたのは、ロボダッチのプラモデル「戦艦島」と「宝島」でした。<br />
「タマゴロー、入道ロボ、すもうロボにガキ大将ロボと、えーと、<br />
それからモグラロボとガリ勉ロボ……あったわ、あった。懐かしいなぁ」と、<br />
「やさしさ紙芝居」における水谷豊を真似て箱を眺めていると再びドアチャイムが。<br />
またもや宅配便のおじさんに「これもでした」と渡された差出人不明のお中元。<br />
今度は国語辞典大のブツだったので、「ガイコツ砦？」と包装紙をビリビリ。<br />
すると、どうでしょう。<br />
包みに覆われていたのは、伝説巨神イデオンのプラモデル<br />
「重機動メカ　ガルボジック」と「重機動メカ　ジグ・マック｣でした。<br />
渋いとこ突くなと感心すると同時に、今年の夏はいつもと違うなと感じたのです。</p>

<p>電車で隣に座ってきた、ＴＵＢＥのボーカルに似た40代前半と思しき小太りの男。<br />
数回ほど携帯電話を派手に鳴らすので、非難の目を向けたのであります。<br />
ふと彼が手に持つ携帯電話をチラ見すると、どういうわけか待受画面が<br />
相田みつおの“良いことが書いてあるらしい”色紙でした。<br />
よくもまぁと感心すると同時に、今年の夏はいつもと違うなと感じたのです。<br />
というわけで、今月は『ペインキラー・ジェーン』であります！</p>

<p><img alt="ペインキラー場面4.jpg" src="http://www.albatros-film.com/special/ginban/archives/%E3%83%9A%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%AD%E3%83%A9%E3%83%BC%E5%A0%B4%E9%9D%A24.jpg" width="180" height="120" /><img alt="ペインイキラー場面5.jpg" src="http://www.albatros-film.com/special/ginban/archives/%E3%83%9A%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%A4%E3%82%AD%E3%83%A9%E3%83%BC%E5%A0%B4%E9%9D%A25.jpg" width="180" height="120" /></p>

<p>少女時代に両親を亡くしたのを機に軍へ入り、大尉として特殊部隊を率いるまでにな<br />
ったジェーン。チェチェンでの秘密作戦を受け、とある施設に突入した彼女は謎の細<br />
菌兵器に感染したうえに防護服姿のグループに銃撃される。部下たちは全員死亡した<br />
ものの、なぜか彼女だけは驚異的な回復力を発揮して存命。軍の医療施設で目を覚ま<br />
すと、自身の肉体に異変が生じたことを知らされる。細菌兵器とＤＮＡが融合し、常<br />
人の数十倍におよぶ治癒能力、身体能力、知覚能力、記憶力を持つようになっていた<br />
のだ。さらなる研究のためにアラスカの施設へと移送されることになるが、なにか不<br />
穏なものを感じて逃亡。チェチェンでの秘密作戦、予期せぬ生物兵器の感染などが仕<br />
組まれたものであると知った彼女は、陰謀の全貌を探ろうと孤独な戦いに挑む！</p>

<p>人気のアメリカン・コミックスが原作とのことですが、<br />
「ペインキラー・ジェーン」なんてちっとも知りませんでした。<br />
“ペインキラー”つったら、ジェーンじゃなくてジューダス・プリーストの12枚目。<br />
あの発狂した絵柄のジャケットを思い起こしてしまうクチなのです。<br />
ジューダスといえば、９月末に来日しますね！　楽しみでしょうがないですよ！！<br />
で、肝心の内容ですがユニバーサル・スタジオ製作のＴＶ映画だけに及第点はクリア。<br />
空港内でのバイク・チェイス、ショッピング・モールでの銃撃戦、<br />
ヘリコプター内での格闘と、アクションを随所に散りばめた飽きさせぬ作りです。<br />
ちなみに、これって05年の製作で07年には「Ｔ３」のクリスタナ・ローケン主演で<br />
新たなシリーズとして作り直されているみたいですね。<br />
番組のサイトやらＩＭＤｂで写真をチェックしたら、<br />
大女のクリスタナ・ローケンがビッチビチのレザーや黒パンをまとっていてイイ感じ。<br />
立花理子、鈴木杏里、大石もえ、佐伯奈々といった<br />
高身長ＡＶギャルを偏愛する身としては、そっちが観たいなと思ってしまったのです。<br />
</p>]]>

</content>
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<title>クラッシュ！！！</title>
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<modified>2008-07-02T03:13:18Z</modified>
<issued>2008-07-02T02:59:54Z</issued>
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<summary type="text/plain"> ０７：３０ 全身異常発汗という状態で起床。 さっきまで山本竜二に顔射される夢を...</summary>
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<![CDATA[<p><img alt="クラッシュ場面1.jpg" src="http://www.albatros-film.com/special/ginban/archives/%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A5%E5%A0%B4%E9%9D%A21.jpg" width="447" height="298" /></p>

<p>０７：３０<br />
全身異常発汗という状態で起床。<br />
さっきまで山本竜二に顔射される夢を見ていたことを思い出して、<br />
一心不乱に顔を洗いました。</p>

<p>０７：４５<br />
換気しようとベランダの窓を開けたら、スズメの死骸が落ちていました。</p>

<p>０８：２０<br />
十数年前に就職活動用として買ったスーツを着用、<br />
どこかで￥2,980だったポーター風カバンに古新聞と古雑誌を入れて膨らませ、<br />
あたかも勤め人であるかのように装って最寄りの駅へ。<br />
これから電車に乗って、仕事のない１日の何時間かをやり過ごすのです。</p>

<p>０８：５５<br />
隣に座ってきた女子大生（らしき若い女性）の携帯電話の待受画面が、<br />
どういうわけかジーン・ハックマンの写真でした。</p>

<p>１０：３０<br />
ふと気付くと電車内は、俺を含めて３、４人というガラガラ状態に。<br />
そんななか、手には晴れだというのに壊れつつある透明ビニール傘、<br />
真っ黒で長い髪は枝毛フルスロットル、足元は踵がつぶれた白いコンバース、<br />
おまけに眼帯装着という40代らしき女が真向かいに着席。<br />
数十分にわたって、俺をねめつけていました。</p>

<p>１２：４５<br />
昼飯を食べようと降りた駅のホームに、ハトの死骸が落ちていました。</p>

<p>１３：００<br />
大戸屋で“チキンかあさん煮定食”と“奴豆腐”を食べていると、<br />
隣のテーブルにいたカップルが“ロシア産黄金カレイの甘酢あんかけ定食”と<br />
“鶏ときゅうりの梅さっぱり炒め定食”を挟んで真剣に別れ話をしていました。</p>

<p>１３：４５<br />
帰りの電車内、ついウトウトして夢を見てしまいました。<br />
すると、どうでしょう。<br />
汁男優となっているブリーフ一丁の俺が、監督らしき男（TOHJIRO風でした）に<br />
｢おまえ、ちゃんと溜めてきたのかよ！　もう帰れ！！｣と怒られていました。</p>

<p>１４：２０<br />
地元駅が近づいた頃、女子高生２人組が｢アイツ、生まれてきてからチャック全開って<br />
感じじゃね？｣とコソコソ盛り上がり。｢お、冴えないのがいんのか｣と、期待交じりに<br />
彼女たちの目線と指差す先を追いかけてみると軌道上には俺しかいませんでした。<br />
というわけで、今月は『クラッシュ！！！』であります！</p>

<p><img alt="クラッシュ場面5.jpg" src="http://www.albatros-film.com/special/ginban/archives/%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A5%E5%A0%B4%E9%9D%A25.jpg" width="180" height="120" /><img alt="クラッシュ場面6.jpg" src="http://www.albatros-film.com/special/ginban/archives/%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A5%E5%A0%B4%E9%9D%A26.jpg" width="180" height="120" /></p>

<p>かつての仲間であるヒルを訪ね、ロサンゼルスへとやってきた自動車泥棒のケビン。<br />
彼はヒルに連れられて、闇売買の世界に君臨するビンセントというディーラーに引き<br />
合わされる。ケビンの確かな腕を見抜いたビンセントは、巨額の報酬と引き換えに数<br />
十台もの高級車とスポーツカーを盗むように依頼。その中には数台しか存在しないと<br />
される、コルベットの試作車“７８９”もあった。ヒルのコネクションを巧みに活か<br />
し、順調に希望された車を次々と盗んでいくケビンだったが、地元のチカーノ・ギャ<br />
ング“Ｌ.Ａ.Ｃ.”の縄張りを荒らしたとして付け狙われるハメに。納車の期日が刻一<br />
刻と迫り、必死で“７８９”を探すケビンたち。そんななか、“Ｌ.Ａ.Ｃ.”によって<br />
ヒルの弟が瀕死の重体に陥り、ケビンの意外な正体と目的を知ったビンセントが彼の<br />
恋人を拉致するという事態が起きてしまう！</p>

<p><img alt="クラッシュ場面4.jpg" src="http://www.albatros-film.com/special/ginban/archives/%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A5%E5%A0%B4%E9%9D%A24.jpg" width="180" height="120" /><img alt="クラッシュ場面7.jpg" src="http://www.albatros-film.com/special/ginban/archives/%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A5%E5%A0%B4%E9%9D%A27.jpg" width="180" height="120" /></p>

<p>『バイオハザードⅢ』で、ついに長い低迷期を抜けたラッセル・マルケイ。<br />
それを機にメジャー街道を突き進むかと思ったら、<br />
その次回作としてバリバリのＴＶムービーである本作を撮っていました。<br />
簡単にいえば、『バニシング IN 60”』と同リメイクの『60セカンズ』に<br />
『ワイルド・スピード』なんかの美味しい部分を混ぜた感じです。<br />
さらに潜入捜査官ものの要素も物語にブチ込んであって、<br />
『インファナル・アフェア』そのまんまのシーンがあったりします。<br />
レンタル市場での優良ブランド“ＲＨＩ（旧ホールマーク）”ゆえ、<br />
そつのない作りでスルリと飽きることもなく安心して観ることができます。<br />
別の言い方をすれば、つまらなくもないし、ずば抜けて面白くもないです。<br />
ただ、“７８９”が自動車博物館に飾られているのが判明。<br />
それをいかにして外に持ち出すかという、<br />
“ケイパー・ムービー”的展開に突入するのはオッと思った次第であります。<br />
</p>]]>

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<title>ボックス</title>
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<modified>2008-06-02T10:37:25Z</modified>
<issued>2008-06-02T10:26:16Z</issued>
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<created>2008-06-02T10:26:16Z</created>
<summary type="text/plain"> 　八王子でのコンタクトレンズ販売店のビラ配りのバイトを終え、 帰宅の途につこう...</summary>
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<![CDATA[<p><img alt="ボックス０８.jpg" src="http://www.albatros-film.com/special/ginban/archives/%E3%83%9C%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9%EF%BC%90%EF%BC%98.jpg" width="447" height="298" /></p>

<p>　八王子でのコンタクトレンズ販売店のビラ配りのバイトを終え、<br />
帰宅の途につこうと中央線中央特快へライドオン。<br />
ホコリくさいシートに体を預けて寝ようかと思った瞬間、<br />
隣に座ったお兄ぃ系青年と何系かすら判別不可能な女のカップルがトーク開始。<br />
男「キムタク、いま総理大臣やってんじゃん」<br />
女「あー、ウチもあれ見てる」<br />
男「けっこう、さまになってね？」<br />
女「あー、ウチもそう思う」<br />
男「店の先輩から『島耕作』貸してもらってて、マジでハマッてて」<br />
女「あー、誰それ？　ウチ知らない」<br />
男「なんか、生き方とか店での働き方の参考になるんじゃねぇかって感じ」<br />
女「あー」<br />
男「あれ？　携帯のストラップ、また増やしたんじゃね？」<br />
女「あー、わかった？　スティッチの付けてんの」<br />
男「それ、携帯よりデカくね？」<br />
女「あー、だからスティッチのほうを握ってんの」<br />
こんな会話を新宿に着くまで４０分も延々と聞かされたうえ、<br />
数度の乗り換えを経て“ほぼ埼玉な東京”にある我が家へと到着。<br />
心身ともに憔悴し、その夜は着のみ着ままで倒れるようにして眠ったのであります。<br />
次の日の朝。カーテンの間から凄まじい一筋の光が差し込み、<br />
俺の目を直撃していることに気が付いて目を覚ましました。<br />
明らかに太陽のそれとは違う、かなりの強烈さをひめた一極集中的な光線。<br />
これは何事かと思い、カーテンを開けてみると<br />
光は目まぐるしく動きながら部屋の隅々を照らすではありませんか。<br />
あわててベランダへと飛び出し、どこからの光なのかをサーチ。<br />
やがて約３００メートルほど離れた小振りなマンションの３階ベランダで、<br />
誰かが何かで太陽光を反射させてこちらに飛ばしているのを確認したのです。<br />
「いったい、何を…？」と考えている間に、光は２つに増えて明るさアップ。<br />
これは攻撃や悪戯の類ではなく、なにかの合図なのかもしれない。<br />
そう思って、俺も手鏡であちらに太陽光を反射させようかと思った矢先、<br />
ついに光は５つ～６つに大量増加。<br />
壊れたミラーボールが高速で回っているような部屋のなかで、<br />
ちょっとしたパニックに陥りました（♪King Crimson/21centry）。<br />
このままでは気が触れてしまうと、その“光の主”に反射停止を呼びかけるべく<br />
約３００メートルほど離れた小振りなマンションへとダッシュ。<br />
３階ベランダを見上げると、サミー・デイビスJr.を黄色人化したようなおっさんが<br />
ＣＤを何十枚もぶら下げた自家製カラスよけを取り付けている最中でした。<br />
というわけで、今月は『ボックス』であります！</p>

<p><img alt="ボックス０４.jpg" src="http://www.albatros-film.com/special/ginban/archives/%E3%83%9C%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9%EF%BC%90%EF%BC%94.jpg" width="180" height="120" /><img alt="ボックス０６.jpg" src="http://www.albatros-film.com/special/ginban/archives/%E3%83%9C%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9%EF%BC%90%EF%BC%96.jpg" width="180" height="120" /></p>

<p>閑静な住宅街にある一軒家に暮らす中年男のハーマン。冴えない風貌だが、彼は地下<br />
室に女性を拉致監禁している危険人物であった。地下室から脱出した女性を殺害して<br />
しまった彼は、その遺体を処理すると新たな獲物を探すために街へと繰り出す。ルー<br />
ディーという女性に目を付けたハーマンは、大胆にも彼女の部屋へと侵入。泥酔して<br />
いるルーディーを連れ去って、自宅の地下室へと運び出す。前回の女性脱出を反省し<br />
た彼は、地下室から一歩も出られないように木材と針金で作成した電話ボックス大の<br />
強固な檻の中へルーディーを閉じ込めるが……。</p>

<p><img alt="ボックス０１.jpg" src="http://www.albatros-film.com/special/ginban/archives/%E3%83%9C%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9%EF%BC%90%EF%BC%91.jpg" width="180" height="120" /><img alt="ボックス０７.jpg" src="http://www.albatros-film.com/special/ginban/archives/%E3%83%9C%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9%EF%BC%90%EF%BC%97.jpg" width="180" height="120" /></p>

<p>まぁ、早い話が『コレクター』の焼き直しです。<br />
ほんの少しだけ、『SAW』『HOSTEL』シリーズを想わせるビジュアルもありますが、<br />
本当にほんの少しだけです。<br />
デブでハゲで童貞というハーマンのキャラクター設定もありきたりで、<br />
物語も後半から『サイコ』『13日の金曜日 PART2』のいただきな感じが否めません。<br />
ただ、監禁されたルーディーが便器用にと渡された洗面器にひり出した糞便＆尿が、<br />
キチンと映されるのはアタッカーズのＡＶ作品を愛する俺にとっては高得点です。<br />
</p>]]>

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<title>エアポート’08</title>
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<modified>2008-05-02T02:30:27Z</modified>
<issued>2008-05-02T02:23:24Z</issued>
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<created>2008-05-02T02:23:24Z</created>
<summary type="text/plain"> 　“ガラス製浣腸器だと相手の肛門を傷つけてしまう恐れもあるので、初心者はイチジ...</summary>
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<email>masato@cafegroove.com</email>
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<![CDATA[<p><img alt="エアポート08場面2.jpg" src="http://www.albatros-film.com/special/ginban/archives/%E3%82%A8%E3%82%A2%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%8808%E5%A0%B4%E9%9D%A22.jpg" width="447" height="298" /></p>

<p>　“ガラス製浣腸器だと相手の肛門を傷つけてしまう恐れもあるので、初心者はイチジク浣腸かゴム製のエネマシリンジを用いましょう”“浣腸のなかでも、最も効き目が強烈とされるのがドナン浣腸です”三和出版から出ている「マニア倶楽部」「お尻倶楽部」「カルテ通信」を真剣に読んでは、そうした知識を頭に詰め込んでいた俺。とっくに冬は過ぎ去り、春も終わりを告げ、初夏がやってくるという陽気だというのに、毛玉だらけのエビ茶色のスウェット上下を着て勉強ばかりしている自分がふっと虚しい人間に思えてきたのであります。本を読むばかりではなく、外に飛び出して人々の発する言葉や行動、街の喧騒などからも、なにかを学べるんじゃないか。寺山修司も言ってるじゃないか、“書を捨てよ、町に出よう”って。<br />
そう思い、下ろしたばかりのエンジ色のスウェット上下を着て外へと出てみることにしたのです。</p>

<p><img alt="エアポート08場面1.jpg" src="http://www.albatros-film.com/special/ginban/archives/%E3%82%A8%E3%82%A2%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%8808%E5%A0%B4%E9%9D%A21.jpg" width="180" height="120" /><img alt="エアポート08場面3.jpg" src="http://www.albatros-film.com/special/ginban/archives/%E3%82%A8%E3%82%A2%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%8808%E5%A0%B4%E9%9D%A23.jpg" width="180" height="120" /></p>

<p>　電車に揺られていると、杖を手にしたサングラス姿の男性が乗り込んできました。ですが、車内の席は空いていません。それなのに、他の乗客は誰も席を譲ろうとしないじゃありませんか！　サッと立ち上<br />
がり、その方の手を握って自分が座っていた席へと誘導しようとすると、「なんだよ、気持ちわりぃな！」と思い切りはらいのけられました。視覚障害者ではなく、山帰りのアルピニストだったのです。</p>

<p>　新宿にある、やたら長い行列ができるドーナツ屋。オープンから２年も経つし、他の支店も出来ているから、もう並ばないだろうと思っっていたけど、しっかり並ばされました。俺の前には、サブナードやペペ、そしてニッセンで服を揃えていそうなＯＬ風の女性コンビがおりました。最初は目をキラキラさせて並んでいた彼女たちも、30分ほど経ったあたりからトーンダウン。すると、片方が「けっこう並ぶとは聞いてたからさぁ。おなかが減ると思って、紀伊国屋の向かいの中村屋でコレ買ってきたのぉ」と、薄汚れたトートバッグからピロシキとカレーパンを取り出し、２人してパクつきはじめました。</p>

<p>　“ギター一本で、日本各地を回ってます！”なんて書いた紙をギター・ケースに貼り付け、わかりやすい感じで若者ならではの孤独とか葛藤とかを歌ってるっぽい青年。その前では、それに共感してるっぽい10代半ば～後半の女の子たちがＯ脚促進必至のペチャンコ座りで聴き入っていました。「ようし、俺も！」と、ズンズンと進んで体育座り。おもむろにipodを取り出してイヤホンを耳へ突っ込み、歌う青年の姿<br />
を眺めながらモーターヘッドの『No Sleep 'Til Hammersmith』を聴きました。なんだか、そうせざるをえない気持ちになったのです。</p>

<p>　帰りの電車。隣に立っていた初老の紳士が、ドアが閉まる数秒前に自分が降りる駅だと気付いて慌てて飛び出していきました。「なんか隣にあるな」とそちらを向くと、どうでしょう。紳士が掴んでいた吊り革に、彼が忘れていった義手がブラ下がっていました。電車が動き出すと吊り革をしっかりと掴んだ義手はブランブランと揺れ出し、俺をふくめた周囲の乗客は次第に視線を下に向けていったのです。<br />
というわけで、今月は『エアポート'08』であります！</p>

<p><img alt="エアポート08場面4.jpg" src="http://www.albatros-film.com/special/ginban/archives/%E3%82%A8%E3%82%A2%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%8808%E5%A0%B4%E9%9D%A24.jpg" width="180" height="120" /><img alt="エアポート08場面5.jpg" src="http://www.albatros-film.com/special/ginban/archives/%E3%82%A8%E3%82%A2%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%8808%E5%A0%B4%E9%9D%A25.jpg" width="180" height="120" /></p>

<p>　南米コロンビアから、アメリカのアトランタへ向けて飛び立つトランサウス航空603便。順調に離陸したのも束の間、突如として一人の乗客男性が体調の異常を訴え出す。肉体から無数のアリを噴出させて彼が絶命すると、一瞬にして機内はパニック状態に。乗り合わせていた昆虫学者キャサリンは、そのアリが強い毒と攻撃性を持った“パラポネラ・クラヴァタ”の変異種であることに気付く。アリの大群は貨物室へと移動し、油圧管理システムを食い破って燃料漏れと火災防止装置の故障を引き起こす。事態を重く見た機長はマイアミへの緊急着陸を管制塔に要請するが、アリの本土上陸を危惧したアメリカ政府はそれを拒否。着陸地点を定めることができずに、アリの襲撃に見舞われながらのフライトを続ける603便。機長は管制の警告を無視して閉鎖された基地への着陸を決意するが、滑走路では同機の攻撃を命じられた軍隊が待ち構えていた……。</p>

<p>　年に１回の恒例となった“アルバト版エアポート”のシリーズ最新作。正直、「これ、『エアポート'08』！」と言って『エアポート'04』を手渡されても違いがわからないだろうし、４年前の自分が「これ、『エアポート'04』！」といって既に『エアポート'08』を手渡されていたとしても内容は覚えていないと思います。わずか83分のなかに、アリ襲撃、機内システム故障、米政府の見殺し、乱気流突入、軍の攻撃と、やたらめったら山場をブチ込むサービス精神は良いと思います。加えて、オッサンの口からアリがわらわらと湧き出てくる“ちょっとした『クリープショー』”な描写も悪くないです。でも、『エアポート'09』を観る頃には忘れている気がするのです。<br />
</p>]]>

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<title>ラスト・アンドロイド</title>
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<modified>2008-03-28T04:00:11Z</modified>
<issued>2008-03-28T03:51:28Z</issued>
<id>tag:www.albatros-film.com,2008:/special/ginban//4.110</id>
<created>2008-03-28T03:51:28Z</created>
<summary type="text/plain"> 吹いてくる風も温かくて心地よいものとなり、通りにある桜の木も花を咲かすようにな...</summary>
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<dc:subject>フィルムレーベル</dc:subject>
<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://www.albatros-film.com/special/ginban/">
<![CDATA[<p><img alt="ラスト・アンドロイド場面1.jpg" src="http://www.albatros-film.com/special/ginban/archives/iamges/%E3%83%A9%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%AD%E3%82%A4%E3%83%89%E5%A0%B4%E9%9D%A21.jpg" width="447" height="298" /></p>

<p>吹いてくる風も温かくて心地よいものとなり、通りにある桜の木も花を咲かすようになりました。そんな“春”を全身で受け止めようとベランダへと出て深呼吸し、藤田朋子がヘアヌード写真集の記者会見でブッ放した「春、うららかな～」の意味が少しだけわかりかけてきた時、その音色は聴こえてきました。<br />
♪ピッ、ピッ、ピッ、ピッ♪ピッピ、ピ～ピ～♪ピッピ、ピ～ピ～♪<br />
文字にするとアレですが、耳に飛び込んできたのはオカリナかソプラノ・リコーダーらしきもので奏でられたドナルド・フェイゲンのファースト・ソロ「ナイトフライ」の１曲目「Ｉ.Ｇ.Ｙ.」のイントロじゃありませんか！　なんだって、これをオカリナかソプラノ・リコーダーらしきもので吹かなくてはいけないのだろう？　しかも、巧いじゃない。そう思ってベランダの手すりから頭を突き出し、あわてて上下左右を見回してみましたが、誰が吹いているかなど簡単に判明するわけがありません。おまけに、すでに音色は止んでしまっていました。</p>

<p><img alt="ラスト・アンドロイド場面2.jpg" src="http://www.albatros-film.com/special/ginban/archives/images/%E3%83%A9%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%AD%E3%82%A4%E3%83%89%E5%A0%B4%E9%9D%A22.jpg" width="180" height="120" /><img alt="ラスト・アンドロイド場面3.jpg" src="http://www.albatros-film.com/special/ginban/archives/images/%E3%83%A9%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%AD%E3%82%A4%E3%83%89%E5%A0%B4%E9%9D%A23.jpg" width="180" height="120" /></p>

<p>　数日後、ベランダに出て「菅野美穂が笑いながら猛スピードで町を疾走するチオビタのＣＭはヤバいよな」と考えていた時、その音色は聴こえてきました。<br />
♪ピピピピ♪ピ～ピ～、ピピピピ～♪<br />
文字にするとアレですが、耳に飛び込んできたのはオカリナかソプラノ・リコーダーらしきもので奏でられたビリー・ジョエルの名曲「ストレンジャー」のイントロじゃありませんか！　なんだって、これを口笛でなくオカリナかソプラノ・リコーダーらしきもので吹かなくてはいけないのだろう？　そう思ってサンダルを履き、<br />
あわててマンションの郵便受けへとダッシュ。田中健や宗次郎といった、なんか吹いてる人の名前を探してみましたが、いるわけなどありません。でも、自分の住む階に戻るエレベーターでSHOW-YAのsun-goにソックリな主婦と一緒になりました。</p>

<p><img alt="ラスト・アンドロイド場面4.jpg" src="http://www.albatros-film.com/special/ginban/archives/images/%E3%83%A9%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%AD%E3%82%A4%E3%83%89%E5%A0%B4%E9%9D%A24.jpg" width="180" height="120" /><img alt="ラスト・アンドロイド場面5.jpg" src="http://www.albatros-film.com/special/ginban/archives/images/%E3%83%A9%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%AD%E3%82%A4%E3%83%89%E5%A0%B4%E9%9D%A25.jpg" width="180" height="120" /></p>

<p>　さらに数日後、今度は文字にしませんがガンズ・アンド・ローゼスの「スイート・チャイルド・オブ・マイン」のイントロが。意外とオカリナかソプラノ・リコーダーらしきものにも似合うメロディだなと思いつつ、あわててマンション前の通りに出て全ベランダを監視。すると、あのsun-goにソックリな主婦がなにか筒状のものを吹いてました。というわけで、今月は『ラスト・アンドロイド』であります！<br />
2014年に勃発した核戦争によって、地球は潰滅寸前に。それから64年の月日が流れた2078年。戦争で勝利を収めたビシュヴァニアでは、軍事的色合いの強い政府とレジスタンスの間で激しい攻防が続いていた。そんななか、政府の刑務所に収容されていた女性が、ユーリらレジスタンスの手によって連れ去られる。その女性の名前はアイノアといい、未来で起きる出来事を過去の時代へデータとして“送信”する能力を持つアンドロイドだった。政府はアイノアを使って戦争を左右させてきたが、レジスタンスは彼女の能力をたよって過去の戦争そのものの発生を防ごうとしていたのだ。アイノアを連れて逃避行を繰り広げるユーリだったが、政府軍の精鋭たちが彼らに近づいていた……。<br />
　オーストリア産のＳＦ映画。イーオン・フラックスな美女がウルトラヴァイオレットしていて、おまけに少しだけジョジョ的ポーズも取っているジャケットですが、そうした要素は薄めと言っていいでしょう。まぁ、「イーオン～」「～ヴァイオレット」を意識したところで、そもそも両方とも面白くないから逆効果じゃねぇの？と<br />
考えてしまうのであります。それ以前に、ヒロインとなるアイノアを演じる女優が醜女すぎるのです。ウィリアム・フォーサイスの妹、もしくはアーネスト・ボーグナインの娘と紹介されても素直に信じてしまうようなルックス。そんなエア鼻フックな彼女を気にしなければ、それなりに未来世界を表現した美術やＶＦＸも悪くないので楽しめるとは思うのであります。</p>]]>

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<title>ザ・ダム　放流</title>
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<modified>2008-03-02T07:08:15Z</modified>
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<summary type="text/plain"> 先日、旧知の編集者から声を掛けていただき、売り出し中の某若手女優をインタビュー...</summary>
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<dc:subject>THE DAMレーベル</dc:subject>
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<![CDATA[<p><img alt="080301.jpg" src="http://www.albatros-film.com/special/ginban/archives/images/080301.jpg" width="447" height="298" /></p>

<p>先日、旧知の編集者から声を掛けていただき、売り出し中の某若手女優をインタビューすることになったのであります。スーツ姿で勤め人を装い、９時から５時まで埼京線と山手線に乗り続けるだけという毎日を送るのも限界に近かったので、その仕事をありがたく頂くことに。当日、取材場所となるホテルで編集者、カメラマンの方と合流。前の取材が押しまくっているとのことで、ロビーで待機を兼ねて、改めてカメラマンと挨拶をいたしました。年の頃は、40手前。なんとなしに加藤鷹と岩本恭生、それに井出らっきょをまぶしたようなルックス。微妙に長くてウェービーな茶髪。腕にはヴァシュロン・コンスタンタンの時計を巻き、話す言葉も「こないだ、女房とサントロペに行ってさぁ……」とか「車、アルファ・ロメオに換えたんすよぉ」など、腕時計代わりに携帯電話で時刻を確認する俺にとっては想像もつかないほどの羽振りの良さをアピール。すると、どうでしょう。ふと、視線を下げてみると、彼のズボンのチャックが全開になっているじゃありませんか。しかも、その熟れた唇のような妖美な裂け目からはドルチェ＆ガッバーナのモノグラム柄のパンツがのぞけている……。何度も仕事している仲であるならば「チャック、チャック！」と笑って言えますが、さっき会ったばかりの人にそんなことを言えば気まずい感じでインタビュー＆撮影に臨むことになるのは必至。でも、ここで指摘しなければ女優がパックリ開いた部分に気付いて、もっと気まずい感じになる。言うべきか言わざるべきかを悩むあまりに異常発汗、メガネが曇るまでに。そんな時、「お待たせしました！」とお呼びが。どうしよう…。取材場所となる部屋がある階へと昇るエレベーターのなか、悩みに悩みぬいた俺はパンツ露出を指摘することを決意。「あのう…」と彼のほうを向き、股間に目を向けると、しっかりとチャックは閉じられていました。「撮影直前に気付くとは……さすがはプロだな」と痛感した次第。インタビューも無事に終わり、帰りの電車でホッと一息。そうしたら、女子高生２人組が「アイツ、ヤバくね？」とコソコソ盛り上がり。「お、変なのがいんのか」と、期待交じりに彼女たちの目線と指差す先を<br />
追いかけてみると軌道上にはチャックが全開になった俺のジーンズがありました。<br />
というわけで、今月は『ザ・ダム　放流』であります！<br />
<img alt="080302.jpg" src="http://www.albatros-film.com/special/ginban/archives/images/080302.jpg" width="180" height="120" /><img alt="080303.jpg" src="http://www.albatros-film.com/special/ginban/archives/images/080303.jpg" width="180" height="120" /></p>

<p>06年５月に発売された『ザ・ダム』のシリーズ第２弾でありまして、ダムを巡り回るロードムービー風だった前作から路線を大幅変更。熊本の荒瀬ダムからアメリカのフーバー・ダムまで、３０以上におよぶダムの放流映像だけを１時間ひたすら映すという、実にシンプル＆ストイックな内容になっております。オーディオコメンタリーで、生粋のダム好きの方々が映像を観ながらあーでもないこーでもないと語る濃い話<br />
を聴くことも可能となっており、ダム好きにはたまらない１本であることで間違いないでしょう。でもね、俺としては前作のダルダルで脱力しまくったムードがたまらなく好きだったんですけどねぇ。あの感じで全部とはいわずに、映像特典でなんかやればいいのにね。とりあえず、あと数年で「ルポ　最底辺」(生田武志)やら「年収崩壊」(森永卓郎)やら「生活保護ＶＳワーキングプア」(大山典宏)なんかの新書に書かれた世界に突入しそうな気配の俺としましては、これを観て身を投げる場所でも選びたいなと思います。</p>

<p><img alt="080304.jpg" src="http://www.albatros-film.com/special/ginban/archives/images/080304.jpg" width="180" height="120" /><img alt="0800305.jpg" src="http://www.albatros-film.com/special/ginban/archives/images/0800305.jpg" width="180" height="120" /></p>

<p><br />
</p>]]>

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<title>プリズン</title>
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<modified>2008-02-02T05:36:30Z</modified>
<issued>2008-02-02T05:19:59Z</issued>
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<summary type="text/plain"> 多くの人々が乗り合わせる電車。そこでは、乗客の数だけの思惑、欲望、業などが 立...</summary>
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<![CDATA[<p><img alt="pic_080110_01.jpg" src="http://www.albatros-film.com/special/ginban/archives/images/pic_080110_01.jpg" width="447" height="298" /></p>

<p>多くの人々が乗り合わせる電車。そこでは、乗客の数だけの思惑、欲望、業などが<br />
立ち込め、飛び交い、渦を巻き、ちょっとしたドラマを生み出すことがある。そんな<br />
瞬間に立ち合わせた時、俺の頭の中にはオジー・オズボーンの名曲「クレイジー・ト<br />
レイン」のサビがガンガンと鳴り響くのであります。</p>

<p>いまじゃ、誰も見向きもしねぇ「ミシュランガイド東京2008」。これ見よがしに、そ<br />
の赤い表紙をめくりながらカロリーメイト（おそらくポテト味）をかじっている30代<br />
前半のサラリーマンを見つけました。<br />
I'm going off the rails on a crazy train</p>

<p>架台と北極のとこの軸に紐を結わえ、ショルダーバック状態にした球径50センチの地<br />
球儀。それを肩から掛けたおばさんが、高田馬場で駆け込み乗車してきました。汗だ<br />
くになってゼイゼイハァハァいってる彼女の手には、かろうじてペンギンの黒い背だ<br />
けが判別できる、退色しきったSuicaが握られていました。<br />
I'm going off the rails on a crazy train</p>

<p>“東京ディズニーなんたら”と書かれたグシャグシャのビニールバッグを抱えた、そ<br />
ういうところの帰りと思わしき爆睡中のカップル。女は顔を真上に向けて大口を開<br />
け、男のほうはジーンズのチャックを全開にしていました。ほんとうに相性のいい２<br />
人なんだなぁと思いました。<br />
I'm going off the rails on a crazy train</p>

<p>夕刻。ドアが開くやサッと車内に乗り込み、網棚に捨てられた雑誌をスッと手に取っ<br />
て、スマートぶりを見せつける50代なかばのサラリーマン。でも、ゲットしたのは高<br />
収入アルバイト情報誌“てぃんくる”でありました。気付いて網棚に戻そうにも、す<br />
でに他の客のカバンがギッシリで置くスペースなんてナッシング。ほどなくして、彼<br />
は諦めた表情でページをめくりはじめました。<br />
I'm going off the rails on a crazy train</p>

<p>「尻に吹き出物があるってのに、それを治さず撮影に臨むＡＶ女優ってどうなんだ<br />
ろ？」と、昼下がりの車内で思案していた俺。すると、女子高生２人組が「アイツ、ヤ<br />
バくね？」とコソコソ盛り上がり。「お、変なのがいんのか」と、期待交じりに彼女た<br />
ちの目線と指差す先を追いかけてみると軌道上には俺しかいませんでした。<br />
I'm going off the rails on a crazy train<br />
というわけで、今月は『プリズン』であります！</p>

<p><img alt="pic_080110_02.jpg" src="http://www.albatros-film.com/special/ginban/archives/images/pic_080110_02.jpg" width="180" height="120" /><img alt="pic_080110_03.jpg" src="http://www.albatros-film.com/special/ginban/archives/images/pic_080110_03.jpg" width="180" height="120" /></p>

<p></p>

<p>ブラックゲート刑務所の看守が、自宅で拳銃自殺を遂げる。死ぬ動機が見当たらず、<br />
彼の指２本が切断されていたことから、刑事ターナーは自殺ではなくて事件であると<br />
睨む。手掛かりを求めて刑務所を訪れるが、そこでは囚人たちの自殺が相次いでいる<br />
ことが判明。やがて、それぞれの死体には熱傷の痕があり、50年前の火災後に閉鎖さ<br />
れた南棟に足を踏み入れていたという奇妙な一致があった。それを機に所内やター<br />
ナーの周辺で怪奇現象が続発するなか、かつての所長の死をめぐる陰惨な過去が浮き<br />
上がってくる。</p>

<p><img alt="pic_080110_04.jpg" src="http://www.albatros-film.com/special/ginban/archives/images/pic_080110_04.jpg" width="180" height="120" /><img alt="pic_080110_05.jpg" src="http://www.albatros-film.com/special/ginban/archives/images/pic_080110_05.jpg" width="180" height="120" /></p>

<p></p>

<p>　以前にもアルバトロスから、同じ『プリズン』ってタイトルの作品が出ていたんで<br />
すよね。レニー・ハーリンのハリウッド進出第一弾で、そこそこ面白かったなぁと思<br />
い出した次第。あっちは冤罪死刑囚の呪いが人を殺しまくるなんて話でしたが、こっ<br />
ちの『プリズン』も似たようなもんです。そんなありがちな怪奇譚を、Ｊホラー風<br />
（といっても『ザ・リング』『THE JUON/呪怨念』に代表されるハリウッド・リメイ<br />
クのほう）の恐怖描写で味付けしてみましたという感じ。マイケル・パレにダニー・<br />
トレホ、そしてトム・サイズモアという、ある意味では豪華なキャストはよろしいん<br />
じゃないでしょうか。「スキャンダルを繰り返した果てに、こんな映画に出るように<br />
なっちまったよ」とボヤいている感バリバリなサイズモアの佇まいは最高です。<br />
</p>]]>

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<title>フランドル</title>
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<modified>2007-12-28T08:07:00Z</modified>
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<summary type="text/plain"> 私が生まれた時、最初に発したのは「オギャー！」という産声ではなく、「ハァ〓 …...</summary>
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<![CDATA[<p><img alt="pic_071210_01.jpg" src="http://www.albatros-film.com/special/ginban/archives/images/pic_071210_01.jpg" width="450" height="298" /><br />
私が生まれた時、最初に発したのは「オギャー！」という産声ではなく、「ハァ～<br />
…」という溜息だったそうです。<br />
幼い頃を写した写真は、なぜか気だるそうに頬杖をついたものが多いです。<br />
小学校、中学校、高校の合計１２年間、渾名で呼ばれることがありませんでした。<br />
ずっと“平田”か“平田君”、親しげに下の名前で呼ばれることもありませんでし<br />
た。<br />
小学校５年生の成績表、先生からの通信欄には「悪くもないのに、簡単に人に頭を下<br />
げるのはやめましょう」と書かれていました。<br />
小学校の卒業文集、将来の夢として「国連事務総長になりたい」と書いてあります。<br />
現在、社会的地位は予備校生以下ではありますが、とりあえず右隣には日系ブラジル<br />
人、左隣にはエル・サルバドル人が住んでいます。<br />
小学校の時に注目を集めたのは、体育教師に両耳を引っ張られて身体を持ち上げられ<br />
て、校長台からプラプラさせられた時だけです。<br />
中学校の時に注目を集めたのは、体育教師に水泳前の準備体操中に猛烈なビンタをさ<br />
れて、肥満気味の体をブヨブヨと波打たせたくらいです。<br />
ひどく悲しい時やムシャクシャした時は、口一杯に砂を頬張ると落ち着きます。<br />
アダルトＤＶＤを観る時は、なぜか男優ではなくて女優になったつもりで感情移入し<br />
てしまいます。<br />
街を歩いていると、幼い子供を連れた母親から避けられる傾向があります。<br />
先日、郵便受けの中に犬の糞らしきものを詰めたメガマックの箱が置かれていまし<br />
た。<br />
というわけで、今月は『フランドル』であります！<br />
<img alt="pic_071210_02.jpg" src="http://www.albatros-film.com/special/ginban/archives/images/pic_071210_02.jpg" width="182" height="120" /><img alt="pic_071210_03.jpg" src="http://www.albatros-film.com/special/ginban/archives/images/pic_071210_03.jpg" width="182" height="120" /><br />
　フランス北部フランドル地方にある、小さな農村。そこに住む少女バルブは、牧場<br />
を営むデメスタルをはじめとする村の男たちとセックスを繰り返していた。そんな奔<br />
放な彼女に心惹かれているデメスタルだったが、バルブはカフェで出会った男ブロン<br />
デルと関係を持ち、子供まで宿してしまう。そんななか、デメスタルたちは兵士とし<br />
て戦争が繰り広げられている砂漠へと赴く。地獄のような戦場で狂気に支配された彼<br />
らは、少年兵を惨殺し、女性兵をレイプしたりと、残虐行為に明け暮れる。だが、そ<br />
れに呼応するかのように、村にいるバルブの精神がバランスを失っていくようにな<br />
る。<br />
<img alt="pic_071210_04.jpg" src="http://www.albatros-film.com/special/ginban/archives/images/pic_071210_04.jpg" width="182" height="120" /><img alt="pic_071210_05.jpg" src="http://www.albatros-film.com/special/ginban/archives/images/pic_071210_05.jpg" width="181" height="120" /><br />
　ジャンルは戦争アクション、ジャケットも兵隊が突撃してるような絵柄にはなって<br />
おりますが、バリバリのドラマです。それも寓話的で、ちょっと考えさせられるよう<br />
な。いかにも、カンヌ国際映画祭審査員受賞作品といった感じです。したがって、<br />
『ブラックホーク・ダウン』や『プライベート・ライアン』の戦闘シーンだけを繰り<br />
返してる輩にはお勧めできません。とりあえず、デメスタルって男の名前がデスメタ<br />
ルみたいでカッコイイなとは思いました。<br />
</p>]]>

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<title>アンダーカバー</title>
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<modified>2007-12-05T10:34:40Z</modified>
<issued>2007-12-05T10:30:09Z</issued>
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<created>2007-12-05T10:30:09Z</created>
<summary type="text/plain"> 先日、15年来の付き合いになる友人が自動車に追突されたとの連絡が入りました。 ...</summary>
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<![CDATA[<p><img alt="pic_071110_01.jpg" src="http://www.albatros-film.com/special/ginban/archives/images/pic_071110_01.jpg" width="447" height="298" /></p>

<p>先日、15年来の付き合いになる友人が自動車に追突されたとの連絡が入りました。<br />
その際に詳しいことがわからず、「ひょっとして、ダメなのかも」と思ってしまいまし<br />
た。すると、どうでしょう。これまでのアイツのなにげない言葉や仕草の数々が胸に<br />
去来してきたのです。<br />
　家に行くたびに、WANDS、ZYYG、DEENなどの曲が詰まった独自の編集テープを聴か<br />
せてくれたアイツ。「女がキーボードやってるバンドって、まずハズレねぇよな」と独<br />
自の音楽論を投げつけてもくれたっけ。おまけに、俺の部屋にあったキャプテン・<br />
ビーフハートの『トラウト・マスク・レプリカ』のジャケットを「こういう格好で歌<br />
うの？」と、不思議そうに30分ほど見つめていたっけ。<br />
　「コレ、俺の女」と彼女（現在は彼の女房）を紹介してくれた際、「男は女を守ら<br />
ねぇとな」と、なにがなんでも自分は車道側、彼女は歩道側を歩くことにこだわって<br />
いたアイツ。うっかり、彼女が車道側を歩こうものなら「歩道側を歩けって、いつも<br />
言ってんだろが！」と大声で叱責。歩行者天国の銀座や新宿では、どう歩いていいの<br />
かわからずに錯乱すると話してくれたっけ。<br />
　「彼女がセックスする時にさぁ、これ流してくれってドリカムのＣＤを渡してくん<br />
だよ」と、不意に打ち明けてくれたアイツ。一緒に入った店かなんかの有線で、「うれ<br />
しい！たのしい！大好き！」「未来予想図Ⅱ」が流れていると、「コレよ、コレ」とニタ<br />
ニタしながら天井（スピーカーを指し示しているらしい）を指差していたっけ。<br />
　高校を出て、働くようになったアイツ。「自分で稼ぐようになったら、なんでも一<br />
級品を持たねぇとな」とダイクマで購入したヴィトンのセカンドバッグにお守りを付<br />
けていたアイツ（それと同じお守りを、彼女のプラダのバッグにも付けるよう強<br />
制）。そのわりには、雨の日には透明のビニール傘をさしていたっけ。<br />
　双子の娘が誕生し、「やっぱ、女の子は輝いてねぇとな」とティアラにキララ（漢字<br />
だったが現在まで覚えられず）と名付けたアイツ。でも、その子たちは金閣と銀閣と<br />
名付けたほうが良さそうなルックスだったっけ。その子たちも、いまや６歳で超肥満<br />
児。アイツの家族と焼肉屋に行ったら、「ギアラ食べたい！」と絶叫していたっけ。<br />
　そんなアイツが交通事故に……。慌てて病院に行ったら、腰の打撲だけでホッとし<br />
ました。なんでも、家族揃ってドン・キホーテに行った帰りに、購入した組み立て式<br />
カラーボックスを抱えたまま車道側を歩いていたら車と接触したとのこと。もちろ<br />
ん、妻子は歩道側歩行を遵守していたので無事でした。というわけで、今月は『アン<br />
ダーカバー』であります！<br />
<img alt="pic_071110_02.jpg" src="http://www.albatros-film.com/special/ginban/archives/images/pic_071110_02.jpg" width="180" height="120" /><img alt="pic_071110_03.jpg" src="http://www.albatros-film.com/special/ginban/archives/images/pic_071110_03.jpg" width="180" height="120" /></p>

<p>1年前に知り合ったポールと結婚することになったリサ。だが、結婚式当日にポール<br />
が会社の資金横領と詐欺でＦＢＩに逮捕されてしまう。無実を信じる彼女は、ポール<br />
の親友で会社の同僚でもあったクレイトンに協力を求めるが、それまでとは打って変<br />
わった冷たい態度を取られてしまう。誰にも頼ることができないと悟り、たった１人<br />
で事件の真相に近づこうとするリサ。そんなおり、クレイトンの恋人が何者かに殺さ<br />
れ、死の直前に“VIG”とだけ書かれたメールを彼女に発信していたことが判明。そ<br />
れが巨大証券会社の名前であることを知ったリサは、身元を偽って会社員として潜り<br />
込むが……。<br />
<img alt="pic_071110_04.jpg" src="http://www.albatros-film.com/special/ginban/archives/images/pic_071110_04.jpg" width="180" height="120" /><img alt="pic_071110_05.jpg" src="http://www.albatros-film.com/special/ginban/archives/images/pic_071110_05.jpg" width="180" height="120" /></p>

<p>　男２人とヘリコプターを相手に女が銃撃戦の真っ最中というジャケットですが、そ<br />
んなシーンは皆無な普通のサスペンスであります。ヒロインのリサは、『ソウ』シ<br />
リーズでジグソウの助手アマンダを演じているショウニー・スミス。『ブロブ／宇宙<br />
からの不明物体』に出てた時は可愛かったんですが、いまは布施明っぽい“男前”な<br />
顔になってしまって魅力減。まぁ、可もなく不可もなくな作品です！<br />
</p>]]>

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<title>ウォー・オブ・ザ・デッド</title>
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<modified>2007-10-25T14:10:18Z</modified>
<issued>2007-10-25T14:05:05Z</issued>
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<summary type="text/plain"> これといった仕事がないため、とりあえずスーツを着用し、古雑誌や古新聞を入れ て...</summary>
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<![CDATA[<p><img alt="pic_071010_01.jpg" src="http://www.albatros-film.com/special/ginban/archives/images/pic_071010_01.jpg" width="490" height="276" /><br />
これといった仕事がないため、とりあえずスーツを着用し、古雑誌や古新聞を入れ<br />
て適度に膨らませたカバンを持って勤め人を装い、９時から５時まで埼京線と山手線<br />
に乗り続ける。そんな生活を始めて数年。まだ立ったまま電車に乗るなりしてれば良<br />
かったものの、ずーっと座って寝ていたせいか、糖尿気味になってしまいました。こ<br />
のままでいくと、碁石に小便をかければ正○丸糖衣Ａに、ミス○ー・ドーナツのオー<br />
ルドファッションに小便をかければハニーオールドファッションになりかねないよう<br />
になる。それに近いことを市の健康診断で言われ、近くのスイミング・プールの会員<br />
となって水泳とウォーキングを敢行。その甲斐あってか、ひとまず正○丸糖衣Ａに小<br />
便を当てれば正○丸に、ハニーオールドファッションに小便を当てればグズグズに溶<br />
けるようにまでなりました。最初の頃はひと泳ぎ、ひと歩きするたびにゼェゼェいっ<br />
てたわけですが、通い続けていくうちに体力がついてきて、周りの人に声を掛けられ<br />
るくらいの余裕が生まれたのであります。それゆえに泳ぎに来るだけなのもなんだな<br />
と思い、シニアの方々に「やい、このババァ（ジジィ）！　三途の川で溺れねぇよ<br />
う、いまのうちに泳ぎの練習かよ！」なんて毒蝮三太夫ばりに話しかけて親睦を深め<br />
ようかなと思ったのですが、そんなことができるキャラクターなわけでもないので人<br />
間観察に徹しようと決意。すると、なんということでしょう。プールサイドで空気<br />
バットの素振りをしてるオヤジやデューク更家式ウォーキングを独自に取り入れて水<br />
中を闊歩するババァなんかは微笑ましいもんですが、ネットリした眼差しでジャレつ<br />
きながら泳ぎの練習にいそしむ“ブレーキランプの５回点滅をア・イ・シ・テ・ルのサイ<br />
ン”にしてたようなキツいキャピキャピ若夫婦を筆頭に、ウォータークーラーでうが<br />
いしたり、更衣室でフルチンのまま屈伸してはいろいろと見せつけたり、同じく更衣<br />
室の椅子にフルアナルで座って肛門ならぬ肛紋を残していく痴れ者が多いじゃありま<br />
せんか。若者のモラル低下が叫ばれている昨今でありますが、いい年した連中もひ<br />
でぇもんだな！　プール備え付けのジャグジーの泡にまぎれて無色透明の小便をブッ<br />
放しながら、そんなことを思った次第。というわけで全部ウソの前振りもそこそこ<br />
に、今回は『ウォー・オブ・ザ・デッド』であります！<br />
<img alt="pic_071010_02.jpg" src="http://www.albatros-film.com/special/ginban/archives/images/pic_071010_02.jpg" width="200" height="113" /><img alt="pic_071010_03.jpg" src="http://www.albatros-film.com/special/ginban/archives/images/pic_071010_03.jpg" width="200" height="113" /><br />
　突如として出現したゾンビの攻勢によって、瞬く間に生者たちの数が激減してし<br />
まった地球。そうした状況を変えようと残りわずかとなった人類はゲリラと化し、ゾ<br />
ンビと戦いながら過酷なサバイバルを繰り広げていた。そんななか、ゲリラ戦士の一<br />
人デイビッドがゾンビに捕まってしまう。ゾンビたちの基地へと連れていかれた彼<br />
は、そこで捕獲された人間が繁殖させられては食料として食われていくのを目にす<br />
る。そんなゾンビの行動に、デイビッドは何者かが彼らを操っていると確信。その<br />
頃、ゲリラの仲間たちがデイビッドを救出しようと基地襲撃の準備を始めていた…<br />
…。<br />
<img alt="pic_071010_04.jpg" src="http://www.albatros-film.com/special/ginban/archives/images/pic_071010_04.jpg" width="200" height="113" /><img alt="pic_071010_05.jpg" src="http://www.albatros-film.com/special/ginban/archives/images/pic_071010_05.jpg" width="200" height="113" /><br />
　もろにジャケットのデザインがアレなように、『PLANET OF THE APES 猿の惑星』<br />
のゾンビ版といった感じではあります。『死霊のえじき』初期プロットにも似てなく<br />
もないかなと一瞬だけ思いましたが、やっぱりそんなことはないでしょう。まぁ、世<br />
に溢れる低予算のゾンビ映画ならではのチンタラした演出ですが、山刀や日本刀で首<br />
をボンボン切り落としたり、やたらめったら銃弾を頭にメリ込ませたりと、稚拙なが<br />
らも残酷描写は景気良くしようという気概は買ってあげたいと思います。<br />
</p>]]>

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<title>グリズリー・レイジ</title>
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<summary type="text/plain"> また、はじまりますね“金八”。オンエアは10月11日からなんですが、もういても...</summary>
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<dc:subject>フィルムレーベル</dc:subject>
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<![CDATA[<p><img alt="pic_070910_01.jpg" src="http://www.albatros-film.com/special/ginban/archives/images/pic_070910_01.jpg" width="447" height="298" /><br />
また、はじまりますね“金八”。オンエアは10月11日からなんですが、もういても<br />
たってもいられないですよ！　で、その度に気になるのがシリーズ後半を怒涛の展開<br />
に持っていく生徒の存在。優等生だったけど妊娠してしまう浅井雪乃、“腐ったミカ<br />
ンの方程式”でお馴染みの不良少年・加藤優、イジメっ子美少女・広島美香、闇の<br />
フィクサーとして３年Ｂ組の学級崩壊を目論む兼末健次郎、思春期バリバリな男子を<br />
混乱させまくる性同一性障害者の鶴本直（しかも父親を演じているのが藤岡宏、）、<br />
親父が殺人で服役中の成迫政則、とどめはシャブ中の丸山しゅうと、回を重ねるごと<br />
に出てくるヤツが良くも悪くもすんごくなってきているのであります。もはや前シー<br />
ズンの丸山君でいくとこまでいってしまった感があり、それゆえに今回はどんなのが<br />
出てきて、どんなドラマを繰り出すのだろうかと興味津々。そこで、俺なりに予測し<br />
てしました。不法滞在していた外国人を両親に持つ生徒が登場、強制退去させられる<br />
のを３年Ｂ組の皆で必死に阻止（生徒と親が乗せられた旅客機の前に金八が飛び出し<br />
て、「僕は死にましぇん！」と絶叫）なんてありえるなと思ったのですが、シャブ中<br />
が暴れまくった後にこれでは少しおとなしいですね。もしくは、東京大空襲の際にレ<br />
ンガかなんかが頭に当たって意識不明に陥った旧制中学３年生の男子が登場。そのま<br />
ま昏睡状態を続けていたが、今年になって覚醒する。肉体は70歳を過ぎているもの<br />
の、精神は中３のままである彼が、デイケアセンターが併設されていることから桜中<br />
学に編入。戦中派を地でゆく彼と、戦後生まれである金八と他の生徒たちが手探り状<br />
態で絆を育んでいく。これもありかなと思ったのですが、70代で学生服の似合う俳優<br />
はちょっと見当たらないから無理かなと。どっちにしろ、主要キャラとなる数人の男<br />
子生徒がジャニーズ事務所にスカウトされて中学校を舞台にした学園ドラマに出演す<br />
るとか、大森巡査が英語実習助手シルビアに恋したあげくにストーカーへと変貌、彼<br />
女の部屋に乱入して拳銃乱射とか、キャラ以前にストーリー面も大胆にしないと最近<br />
のシリーズを超えることはできないですよ。そんなこんなで公式サイトをのぞいた<br />
ら、“今回は受験至上主義の学校体制に疑問を持つ金八が、大きな愛情を持って３Ｂ<br />
の生徒たちと共に成長する”内容なんだと。なんか、シリーズ最高に地味な感じがし<br />
ますね……。というわけで、今回は『グリズリー・レイジ』であります！<br />
<img alt="pic_070910_02.jpg" src="http://www.albatros-film.com/special/ginban/archives/images/pic_070910_02.jpg" width="180" height="120" /><img alt="pic_070910_03.jpg" src="http://www.albatros-film.com/special/ginban/archives/images/pic_070910_03.jpg" width="200" height="113" /><br />
　高校生活最後の思い出を作ろうと、車でキャンプ場へ向かったローレンら４人の男<br />
女。その途中、彼らはオフロードでの走行を楽しもうと立ち入り禁止区域である森へ<br />
と乗り込み、１匹の小熊を轢き殺してしまう。そこへ親である巨大なグリズリーが出<br />
現し、彼らに襲い掛かかってくる。慌てて逃げるものの車はエンストを起こし、助け<br />
を呼ぼうにも携帯電話は圏外に。やがて、１人、また１人とグリズリーの餌食となっ<br />
ていく。<br />
<img alt="pic_070910_04.jpg" src="http://www.albatros-film.com/special/ginban/archives/images/pic_070910_04.jpg" width="200" height="113" /><img alt="pic_070910_05.jpg" src="http://www.albatros-film.com/special/ginban/archives/images/pic_070910_05.jpg" width="180" height="120" /><br />
　アニマル・パニックの定番“熊もの”でありまして、その代表作『グリズリー』に<br />
『クライモリ』系のスラッシャー映画のムードをまぶした感じ。本物のグリズリーが<br />
登場するのですが、むろん人間と一緒に画面に収まることは皆無。“猫の手”か“熊<br />
手”に毛と爪をつけたヤツで役者をちょろんと撫でて、襲われているのを表現してい<br />
るというありがちなもの。正直、グリズリー自体も可愛くて「よいちょ」と立ち上が<br />
る様はボリショイ・サーカスの熊ミーシャ。とりあえず、ハイクオリティをウリにし<br />
ているスタジオ“ＲＨＩエンタテインメント（旧ホールマーク）”の製作ゆえにダレ<br />
はしないので、観てもいいんじゃないですかね。とにかく“金八”で心ここにあらず<br />
になっておりまして、こんなダルダルの原稿になりました。<br />
</p>]]>

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<title>ストーン・カウンシル</title>
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<modified>2007-08-28T07:58:56Z</modified>
<issued>2007-08-28T07:54:05Z</issued>
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<created>2007-08-28T07:54:05Z</created>
<summary type="text/plain"> 帰省中の一家や行楽に出掛けた若者が事故死したり、つまんねぇトラブルで殺した り...</summary>
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<email>masato@cafegroove.com</email>
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<dc:subject>フィルムレーベル</dc:subject>
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<![CDATA[<p><img alt="pic_070810_01.jpg" src="http://www.albatros-film.com/special/ginban/archives/images/pic_070810_01.jpg" width="449" height="298" /><br />
帰省中の一家や行楽に出掛けた若者が事故死したり、つまんねぇトラブルで殺した<br />
り殺されたりと、夏ってやたらと人が死ぬイメージがありますよね。夏休みゆえの開<br />
放感、暑さゆえのイライラなどが原因となっているのでしょうが、気をつけなければ<br />
いけませんね。<br />
　そう肝に銘じて今年の夏も乗り切ろうとしていたのですが、先日“あわや事故”と<br />
いう経験をしました。あるムック本の仕事で終電に遅れてしまい、旧知のベテラン編<br />
集者の方に車で自宅付近まで送ってもらっておりました。会話に支障ない程度のボ<br />
リュームで彼の作ったヘビー・メタルの自選ベスト（ジューダス・プリーストからサ<br />
クソンまで、メジャー、マイナーを問わず80年代にこだわったナイスな選曲）が鳴り<br />
響き、車はガラ空きの新青梅街道を驀進。そんななか、ふと年齢の話になり<br />
「平田君、昭和何年生まれ？」<br />
「昭和48年です」<br />
「じゃあ、西暦だと1973年か」<br />
　有名というか既に常識らしいのですが、簡単に和暦と西暦を簡単に変換する方法っ<br />
てあるんですね。昭和の年数に“25”を足すと西暦の下２桁になり、平成の場合だっ<br />
たら“12”を引けばいいとのこと。昭和の何年に生まれたのって訊いておいて、わざ<br />
わざ自分で西暦に直すこともねぇだろと思いながらも「へぇー」と感心。そこで、こ<br />
ちらもちょっとした質問を。<br />
「じゃあ、慶応３年って西暦だと何年になるんすか？」<br />
「えぁ?!」<br />
　さすがに慶応を瞬時に西暦に変換することはできなかったのでしょう。驚愕と苦渋<br />
が一緒くたになった表情を浮かべるやハンドルを持つ手がガクブル、車はスピン気味<br />
に急停車。没年、平成19年＝2007年になるところでした。というわけで、今回は『ス<br />
トーン・カウンシル』であります！<br />
<img alt="pic_070810_02.jpg" src="http://www.albatros-film.com/special/ginban/archives/images/pic_070810_02.jpg" width="182" height="120" /><img alt="pic_070810_03.jpg" src="http://www.albatros-film.com/special/ginban/archives/images/pic_070810_03.jpg" width="180" height="120" /><br />
　モンゴル人の子供リウ＝サンを養子として迎え、パリで暮らすローラ。ある日、彼<br />
女は７歳となったリウ＝サンの体に奇妙なアザが現れているのを見つける。それを機<br />
に、２人同時に森の中をさまよう夢を見たり、リウ＝サンが聞いたことのない言語を<br />
話したりと、奇妙な現象が起きるようになる。やがて、ローラはリウ＝サンが百年に<br />
一度の確立で生まれてくる“監視者”と呼ばれる特殊な存在で、彼が持つ不思議な能<br />
力を悪用しようとする結社が暗躍しているのを知る。<br />
　フランスの超人気作家ジャン＝クリストフ・グランジェの小説を、32億円もの製作<br />
費を投じて映画化したサスペンス。同じ彼の原作である『クリムゾン・リバー』『エ<br />
ンパイア・オブ・ウルフ』もそうでしたが、こちらも大風呂敷を広げたまま尻つぼみ<br />
に終わってしまっている感じ。おまけにリウ＝サンを演じる子供が、ときおり元サッ<br />
カー選手の北澤豪に見えて仕方なくなるのも減点。ただし、デビッド・クローネン<br />
バーグの作品でお馴染みの名カメラマン、ピーター・サシツキーによる映像はお見<br />
事！　セピアな色調と、落ち着いているようで微妙に不安定な構図は雰囲気抜群で、<br />
ちょびっとだけ作品の世界へと引きずり込ませてはくれます。あと、ローラ演じるモ<br />
ニカ・ベルッチがモンゴル人のシャーマンにいろいろとされるのですが、白目を剥い<br />
て全裸の体をガクガクと震わせる姿はイキ顔を見てるみたいで良かったですねぇ。<br />
<img alt="pic_070810_04.jpg" src="http://www.albatros-film.com/special/ginban/archives/images/pic_070810_04.jpg" width="181" height="120" /><img alt="pic_070810_05.jpg" src="http://www.albatros-film.com/special/ginban/archives/images/pic_070810_05.jpg" width="181" height="120" /></p>]]>

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