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【vol.19】「東京国際映画祭」的裏日記
東京国際映画祭が終わりました。
今年は会場が渋谷Bunkamuraと、新たに六本木ヒルズも加わりました。ケヤキ坂の赤絨毯も華やかに報道されましたので、目にした方も大勢いらっしゃることと思います。
私たち、アルバトロス・フィルムからは、コンペティション部門に韓国映画『大統領の理髪師』を出品し、世界から集められた素晴らしい作品たちと東京グランプリを争いました。
過酷なコンペティションを戦うためにやって来たのは韓国人監督、イム・チャンサン(35)。映画祭開会前日にホテルにてお出迎えしました。こじんまりとしたかわいい男の人が心細そうに登場。私たちを見つけると疲れも見せず笑顔で挨拶してくれました!なにやら癒される笑顔?。やっぱりこういう映画を作る人って、優しいんだろうなあ・・・。早速みんなで夕食に出かけました。監督のリクエストで和食。通訳さんもいなかったので、韓国語やら日本語やら英語やらで不思議な会話を繰り広げ、酔いが回る頃にはハングル講座に突入!
チャプタハンニダ=よろしくおねがいします
スゴハショスンミダ=お疲れ様でした
マシソヨ=美味しい!
マシソネ=美味しいね!
じゃ、「超美味しい!」は「アジューマシソヨ!」だね〜。
子供のように無邪気でかわいい私たちなのでした。
ある日のランチタイム。監督が言いました。「日本女性と韓国女性は全然違う」と。どう違うのか尋ねると「日本の女性はおとなしくて優しい。韓国の女性はハッキリものを言うし、あんまり微笑まないよ」と。まあ、私たちも監督だと思うから普通の人よりかは大事にしてるけど・・・。「へー、猟奇的な彼女、みたいな?」「あれは大げさだけど、まあ近いかな・・・」「韓国の男性が優しいから甘えてるんじゃないですか?」「だって優しくしなきゃ、結婚してもらえないんだよ!!」とのこと。女性のバッグを男性が持つのなんて当たり前なんだそうだ。私たちが重たい紙袋を提げて仕事してる姿を見て「そんな重たいものを持って可哀想に」といわれる始末。うーん、韓国に行けばお姫様扱いが待っているのか?!当の監督は、国際電話をかけなければ!電話しないと彼女に発狂される!と右往左往してやっと恋人に電話したところ、「忙しい!」と切られてしまったそうです・・・。ご愁傷様。
そんな楽しい日々をすごした後のクロージングセレモニーにて、私たちの映画は「最優秀監督賞」と「観客賞」をW受賞しました!監督は嬉しそうに壇上に上がって立派にスピーチしました。私たちもジーンとしてまるで母のような気持ちで監督を見守ったのでした。そうして少し冷静になると監督の蝶ネクタイが曲がっているのが気になって気になって・・・・。でも晴れの舞台でネクタイが曲がってしまうあたりが何とも間抜けで、映画の中のソン・ガンホさんのようで、妙に嬉しくなりました。
翌朝、「みんなで是非、ソウルにおいで」と言い残して監督は帰っていきました。「アンニョンヒカセヨ!」「アンニョンヒケセヨ!」 監督、大ヒット目指して頑張りますね?。 ヨルミ ハゲスミダ! |
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