守るべきものは戒律か?故人の告解か?
G8財務相会議前夜の夕食会に招かれたのは、
厳格な修道士を含むゲスト3名と、8人の財務相。
だが翌朝、顔にビニール袋を被った専務理事の死体が発見される。
殺人の容疑をかけられた修道士は、
警察の尋問にも戒律である沈黙を貫くのだが…。
殺人事件(物質主義)に修道戒律(精神主義)を絡めた、知的層を刺激するロジック!
イタリアの鬼才ロベルト・アンドー監督と豪華俳優陣が仕掛ける、異色社会派ミステリー!!
ドイツ・ハイリゲンダムの空港に降り立った、イタリア人修道士サルス。彼は運転手の迎えを受け、バルト海に面した高級ホテルに向かっていく。その場所では各国の財務大臣が集うG8の財務相会議が開催されようとしていた。そう彼は、その前夜に開催される国際通貨基金専務理事・ロシェの誕生日を祝う夕食会のゲストとして招かれていたのだ。その会合に参加するのは、8人の財務相と彼を含む著名なゲスト3名。愉しい宴が過ぎていく一方、サルスはロシェから自室に呼び出され、ある“告解”を告げられる。そして翌朝、顔にビニール袋を被ったロシェの死体が発見され、参加者に疑惑が向けられる中、警察はサルスに殺人の容疑をかける。次々と浮上する疑惑にも、修道士の戒律に従い、沈黙を貫くサルス。彼はなぜ口を噤み続けるのか?そして謎の死の真相とは?
動画配信サービスにて配信中!
※ご利用の配信サービス毎に配信日・配信期間が異なります。未配信の場合もありますのでご了承ください。