近くて遠い二人の関係性
大都会で住み込みのメイドとして働く、未亡人ラトナ
両親の敷いたレールを進む、御曹司アシュヴィン
雇い主とメイドだけの関係だった二人だが、
同じ挫折を経験した共通点から、互いの世界が交わり始めて…
カンヌ国際映画祭GAN基金賞受賞!女性監督が贈る、新たなインド映画!!
雇い主とメイド、交わらない二人の世界を優しく繊細に描いた、恋物語。
大都会ムンバイで、住み込みのメイドとして働く、未亡人のラトナ。彼女の雇い主は建設会社の御曹司アシュヴィンで、彼は結婚を目前にしていた。そして挙式直前、里帰りしていたラトナにアシュヴィンから呼び戻しの電話が入る。急ぎ彼の部屋に戻ると、婚約者の浮気が発覚した事で挙式が破談となり、アシュヴィンが憔悴していた。彼はアメリカで働いていたが、兄の死で父の建設会社の跡継ぎにさせられ帰郷。生活に不自由はないが、仕事も結婚も両親の敷いたレールを進むだけの中での挫折だった。そんな落ち込む彼にラトナは自身の不条理を語る。自分は勝手に結婚させられ、夫を亡くし、死ぬまで婚家に縛られ働かされているのだと。この日を境に、結婚に失敗した共通点を持った二人の関係は、雇い主とメイドから話し相手へとなっていくのだが…。
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