名画の真実とすれ違う家族
家族を捨て、仕事に全てを捧げてきた老美術商のオラヴィ
そんな男がある日、作者不明の絵画に出会う
購入するにはリスクが高く、何の保証もないその絵画
引退間際の男は孫とともに“最後の大勝負”に挑むのだが…
アカデミー賞外国語映画賞(フィンランド代表)選出の名匠、クラウス監督最新作!
絵画に魅せられた男がたどり着く“本当の価値”を描く、感動作!!
フィンランドの首都ヘルシンキで小さな美術店を営む72歳のオラヴィは、顧客リストは手書きで管理、領収書はタイプライターで発行するなど、いまだに古い商いを続けている老美術商。しかし最近はオンラインギャラリーの勢いにおされ、客足も遠のき資金繰りも悪化、店を畳む事も考え始めていた。そんなある日、美術商仲間に誘われ訪れたオークションハウスの下見会にて、彼は1枚の肖像画に目を奪われる。「男の肖像」と名付けられたその絵は署名もなく出所も不明で、仲間からも購入するにはリスクが高い絵画だと止められてしまう。だがこれまでの経験で価値ある作品と確信したオラヴィは、絵の背面に残された少ない情報を頼りに、2日後のオークションに向け調査を開始するのだが…。
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