東京の恋人

結婚を機に映画監督になる夢を諦め、東京を離れた立夫は、現在は北関東に移り住んでいた。そんなある日、立夫は学生時代の恋人・満里奈から連絡を受ける。自分の写真を撮ってほしいと依頼された立夫は、数年ぶりに東京へと向かう。満里奈に会う時間を待ち切れず、東京に早く着いた立夫は、時間潰しも兼ねて、映画仲間でもある先輩の家を訪ねる。結婚するも夢を諦めきっていない先輩は、映画について持論を語るが、その生活は明らかに荒んでいた。その後、先輩と別れた立夫は、満里奈との待ち合わせ場所へ向かう。そこで再会した彼女はあの頃と変わらぬ雰囲気で、立夫は懐かしさと共に彼女への思いが再燃する。そしてホテルにて彼女のヌードを撮影し始めた立夫は、その美しい裸に興奮し、そのまま身体を重ね合うのだが。