れいわ一揆

2019年参議院選挙にて2議席を獲得“二人の重度障害者”が歴史的な当選を果たした、山本太郎率いるれいわ新選組。“女性装の東大教授”“公明党を潰しにかかる現役創価学会員”“北朝鮮拉致被害者の兄”“本部から契約解除された元コンビニ店長”など候補者達は実に個性的。山本自身も“れいわアベンジャーズ”と形容する。“女性装の東大教授・安冨歩”を中心に、前代未聞の選挙戦をカメラは追い続ける。彼は、北海道から沖縄まで、都市から片田舎まで、全国を愛馬とともに巡る。“白馬”を従えての“女性装”、各所でのトラブルは尽きない。一貫したスローガンは「子供を守ろう」だ。東大教授ならではの、論理的な根拠を演説に交え、“見物人”たちも次第に、その言葉に耳を傾け、涙する。テレビメディアが一切取り上げなかった、“一揆”が、ネット、SNSを介して若者を中心に、うねりをあげる。笑いあり、涙あり、忖度無しの“れいわ一揆”は、いま始まったばかりだ。