シャーク・ド・フランス

フランス南西部のリゾート地ラ・ポワント。平穏なこの地の美しい海である日、正体不明の怪物に襲われた男性の死体が発見される。通報を受けて駆け付けた女性海上警察官のマジャは、遺体や現場に残されていた激しい損傷からサメの仕業であると推測するが、ビーチの閉鎖を心配する村人と漁師から推測を全否定されてしまう。そんな中、新たな被害者が出た事で、さらなる調査を行う決意をしたマジャは、数日後に控えた早期退職日を延期してまでサメ退治を実行する。彼女を信じる仲間の助けもあり、海に繰り出したマジャたちは、襲い来るサメに立ち向かい捕獲に成功するが、環境保護の観点から殺さず、インド洋に放つ事を提案する。だが後日、サメが逃げ出し、新たな被害者が発見されてしまい…。