● STORY
1994年、第一次チェチェン紛争勃発。戦闘は泥沼化、多くのロシアの若者たちが徴兵され、地獄の戦場に送られていた。コスチャたち新兵はドロニン中尉に率いられ、“ストームゲート”と呼ばれる峠に配備される。そこは敵と近接した最前線であり、絶対死守が使命の最終防衛ラインだった。敵ゲリラとの壮絶な白兵戦、ヘリ部隊による大規模な空爆、戦車による掃討戦。神経をすり減らす、狂気と紙一重の日々。そしてついに、敵の大攻勢が始まった。圧倒的な兵力差の前に、守備隊は完全に孤立してしまう。死を決したドロニン中尉は、全滅を賭け最後の反撃を試みるが……。