あの子がどこかで 私を呼んでいる
拉致された妊婦たち。目覚めると赤ちゃんは消えていた。
母の胎内から子供を奪い商品として売買する悪魔のクリニック。
我が子を取り戻すため、互いに傷つけあう母親たち。
あまりにも残酷な《ゲーム》の果てに、彼女たちが見た本当の悪夢とは?
実話に基づく、想像を絶するショッキング・スリラー!これが本物の恐怖だ! 衝撃のラストに世界が驚愕!
1979年、オーストラリア。婚約者と旅行中、何者かに拉致された臨月のベス。意識が戻ると、全裸でバスタブに入れられ、腹部には縫合の痕。そして赤ちゃんは、胎内から消えていた。鉄条網で囲われた、逃げ場なき“診療所”。そこに監禁されていたのは他に3人の、番号が刻印された患者衣の女たち。彼女たちも妊娠中に誘拐され、子供を奪われたのだ。そして彼女たちを狙う、もう1人の女。犯人は赤子を奪うだけでなく、母親たちに殺し合いをさせようとしている。その目的は?ベスは生き残るため、そして赤ちゃんを取り戻すため、この残酷なゲームに挑んでゆくが……。
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