劇中歌、クルト・ヴァイルの名曲〈スピーク・ロウ〉が、深い余韻を心に刻む感動作!
第二次大戦直後の1945年ベルリン。
顔に傷を負いながらも、ナチス強制収容所から生還した妻は、
修復手術を受け、切望していた夫との対面を果たす。
だが、「妻は死んだ」と思い込む夫は、容貌の変わった妻に全く気づかない。
やがてふたりの再会は、彼らの心の痛手を炙り出す―。
ベルリン国際映画祭銀熊賞を受賞した「東ベルリンから来た女」の監督&主演トリオが再結集!
戦争によって引き裂かれた夫婦の愛の真理を問う、衝撃サスペンス!!
1945年6月、ベルリン。第二次大戦でのドイツ降伏の翌月、元歌手でユダヤ人のネリーは、顔に大怪我を負いながらも強制収容所から奇跡的に生還。〈ユダヤ機関〉で働く友人レネの助けのもと、顔の再建手術を受ける。医師からは全く別の顔にすることを薦められるが、ピアニストだった最愛の夫ジョニーを見つけ出し、過去を取り戻したい彼女は、元の顔に戻すことに固執するのだった。そして、顔の傷が癒える頃、ついにジョニーと再会したネリー。しかし、容貌の変わった彼女に夫は全く気付かない。そのうえ、“収容所で亡くなった妻になりすまし、遺産を山分けしよう”と話を持ちかけるジョニー。「夫は本当に自分を愛していたのか、それともナチスに寝返り、妻を裏切ったのか―。」そんな想いに突き動かされ、提案を受け入れて、自分自身の偽物になるネリーだったが…。
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