映画「僕たちは希望という名の列車に乗った」公式サイト » Cast&Staff

テオ・レムケ
レオナルド・シャイヒャー
Leonard Scheicher

1992年7月26日、ミュンヘン生まれ。ドイツ公立劇場ミュンヘン・カンマーシュピーレの 「若い舞台」で初めて演技を経験する。映画ではオスカー・レーラー監督によって見出され、『生きる源』(13/未)で主役モーリッツ・ブライブトロイの息子役を演じた。2012年よりエルンスト・ブッシュ演劇大学に進学、ベルリーナ・アンサンブル劇場で舞台経験を積む。映画、舞台、TVなどで活躍中。

クルト・ヴェヒター
トム・グラメンツ
Tom Gramenz

1991年5月6日、ヴィースバーデン生まれ。教育改革を打ち出すヘレネ・ランゲ学校の演劇の授業で見いだされ、ヘッセン州立劇場の舞台に立つ。その後、学生映画やテレビで経験を積み、2014年よりエルンスト・ブッシュ演劇大学に進学。本作が映画での初の大役。

レナ
レナ・クレンク
Lena Klenke

1995年10月15日、ベルリン生まれ。13歳で 『23年の沈黙』(10/未)でデビュー。『ゲーテなんてくそくらえ』(13)、『ヴィクトリア』(15)の他、トム・ティクヴァのテレビシリーズ『Babylon Berlin(原題)』などテレビ界でも活躍。本作は映画での2度目の大役。

エリック・バビンスキー
ヨナス・ダスラー
Jonas Dassler

1996年、レムシャイトで生まれ。学校の舞台で演技に目覚め、14年映画デビュー。 『Lomo ‒ The Language of Many Others(原題)』(17)の演技が評価され、本作と共にババリア映画賞新人俳優賞を受賞。2014年よりエルンスト・ブッシュ演劇大学に進学。フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク監督のヴェネチア映画祭出品作『Werk ohne Autor(原題)』(18)やファティ・アキン監督のベルリン映画祭出品作『The Golden Glove(原題)』(19)に出演するなど注目を集めている。

パウル
イザイア・ミカルスキ
Isaiah Michalski

1998年9月28日、ベルリン生まれ。バイリンガルとして育ち、2017年にポツダムのバーベルスベルク・フィルムギムナジウムで卒業証書を獲得後、ハーバー ド大学に進学。ベルリン国際ユース劇団の設立メンバー。これまでの映画出演作は、ポール・W・S・アンダーソンの『三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』(11)、ローランド・エメリッヒ 監督の『もうひとりのシェイクスピア』(11)、『ヘンゼル&グレーテル』(13/未)、『千年医師物語~ペルシアの彼方へ~』(13)ほかテレビドラマでも活躍。本作が初めてのドイツの映画出演。

ヘルマン・レムケ
ロナルト・ツェアフェルト
Ronald Zehrfeld

1977年1月15日、東ベルリン生まれ。エルンスト・ブッシュ演劇大学で演技を学び、ベルリン・ドイツ劇場で初舞台を踏んだ。ドミニク・グラフ監督の『The Red Cockatoo』(06)で映画デビュー、ニュー・フェイス賞 にノミネートされた。クリスティアン・ペッツォルト監督のベルリン映画祭銀熊賞受賞作『東ベルリンから来た女』でドイツ映画賞助演男優賞にノミネート。同じくペッツォルト監督の『あの日のように抱きしめて』(14)で再度ニーナ・ホスと共演、ラース・クラウメ監督 『アイヒマンを追え! ナチスがもっとも畏れた男』ではドイツ映画賞助演男優賞とドイツ男優賞を受賞。クラウメ監督とは、大ヒット犯罪テレビシリーズ『Dengler(原題)』でもタッグを組んでいる。

ランゲ国民教育大臣
ブルクハルト・クラウスナー
Burghart Klaußner

1949年9月13日、ベルリン生まれ。ベルリン自由大学でドイツ研究と演劇を学び始め、マックス・ラインハルト学校の演劇コースでも学んだ。1971年にジョージ・タボリ監督の演劇『Pinkville(原題)』でデビュー。それ以降、ほとんど全ての主要なドイツ語の舞台に立っている。1980年より映画に出演するようになると数々の賞を受賞。ラース・クラウメ監督の 『アイヒマンを追え! ナチスがもっとも畏れた男』(16)では、バイエルン映画賞最優秀主演賞、ギュンター・ロールバッハ俳優賞、ミュンヘン映画祭平和のためのドイツ映画賞を受賞、ドイツ映画賞の主演男優賞にもノミネートされた。主な出演作品には『ベルリン、僕 らの革命』(04)、『白いリボン』(09)、『リスボンに誘われて』(13)、『パリよ、永遠に』(14)、『ヒトラー暗殺、13分の誤算』(15)など。

監督・脚本
ラース・クラウメ
Directed by, screenplay by Lars Kraume

1973年2月24日、イタリア・キエーリ生まれ。ドイツのフランクフルトで育ち、大学進学資格試験を受けた後、様々な写真家のアシスタントとして仕事を始める。1992年には短編デビュー作「3:21」(未)を撮り、この作品と願書をドイツ映画テレビアカデミー(DFFB)に送る。クラウメの学生短編映画「LIFE IS TOO SHORT TO DANCE WITH UGLY WOMEN」(96/未)はトリノ映画祭の短編賞を受賞。DFFBでの彼の卒論作品・テレビ映画「Dunckel」(98/未)は1998 年度グリンメ賞監督賞受賞。『コマーシャル★マン』(03/未)で長編映画監督デビューを果たす。その後、テレビシリーズやセミドキュメンタリー作品を数多く製作し高い評価を受ける。『アイヒマンを追え! ナチスがもっとも畏れた男』(16)は、ロカルノ国際映画祭の観客賞を皮切りに、ヘッセン州映画賞最優秀作品賞、バイエルン州映画賞を受賞、ドイツ映画賞ではロラ賞を6部門受賞し最優秀監督賞と最優秀脚本賞がクラウメ監督に授与 された。

原作者
ディートリッヒ・ガルスカ
Witten by Dietrich Garstk

1939年、ベルリン生まれ。高校までシュトルコーで過ごす。東ドイツから西ベルリンにクラスメートの多くと一緒に逃亡。西ベルリン で高校を卒業したのち、ケルンとボーフムでドイツ文学、社会学、地理を学び、エッセンとクレーフェルトで高校教師を務める。 2006年に自らの経験を記した『沈黙する教室 1956年東ドイツ―自由のために国境を越えた高校生たちの真実の物語』(アル ファベータブックスより4月発刊予定)を出版。本作がベルリン国際映画祭でお披露目された2か月後の2018年4月18日に死去。