CAST | キャスト

エミリオ・エステヴェス(監督・ダニエル) INTERVIEWはこちら
1962年ニューヨーク生まれ。俳優マーティン・シーンの長男。映画デビューはティム・ハンター監督の 『テックス』(82)。その後、S.E.ヒントンの小説を原作としたフランシス・フォード・コッポラによる青春群像劇『アウトサイダー』(83)に出演。ジョン・ヒューズ監督の『ブレックファスト・クラブ』(85)では典型的なスポーツ万能の高校生を演じて高く評価され、広く知られるようになる。同年『セント・エルモス・ファイアー』、『BAD/傷だらけの疾走』(未)に出演。後者では初めて共同脚本も担当した。監督デビューは脚本・主演も務めた『ウィズダム/夢のかけら』(86)。ベトナム戦争を扱った『The War/戦場の記憶』 (未/96)で監督・脚本・出演し、初めて父マーティン・シーンを演出した。監督作『キング・オブ・ポルノ』(未/00)では弟チャーリー・シーンと共演。初めて兄弟役を演じる。
1968年のロバート・F・ケネディの暗殺事件を、人種差別、性の不平等、階級格差など当時の社会を揺るがしていた問題を背景に描いた『ボビー』(06)では脚本、監督、出演し、ゴールデン・グローブ賞最優秀作品賞ノミネートを果たした。本作『星の旅人たち』は自身の監督・脚本4作目であり、父親マーティンとのコラボレーション3作目。
現在次回作『Johnny Longshot』を準備中。繋駕競走(競馬の一種)の世界に生きる家族を描く物語で、自身が主演する予定。また映画、テレビの仕事以外では、熱心な庭師でもあり有機農園や在来作物(19世紀以前から存在する古い品種のこと)を育て、養鶏やピノノワール種のブドウの栽培なども行っている。また自分のレーベルCasa Dumetz を持ちワイン製造もおこなっている。
マーティン・シーン(トム) INTERVIEWはこちら
1940年オハイオ生まれ。今までに65本以上の映画に出演した、最も著名で成功した名優のひとり。 フランシス・フォード・コッポラ監督の記念碑的な映画『地獄の黙示録』(79)で世界中にその名を知られることになった。そのほかの有名作品には、アカデミー受賞作『ガンジー』(82/ベン・キングスレー主演)、『ウォール街』(87/息子のチャーリー・シーン、マイケル・ダグラス共演)、『アメリカン・プレジデント』(95/マイケル・ダグラス、アネット・ベニング共演)、『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』(02/レオナルド・ディカプリオ、トム・ハンクス共演)など。2006年にはマーティン・スコセッシ監督によるアカデミー賞受賞作『ディパーテッド』で、不運なオリバー・クイーナンを演じ、レオナルド・ディカプリオ、マット・デイモン、ジャック・ニコルソン、マーク・ウォールバーグ、アレック・ボールドウィンらと共演した。同年、息子エミリオ・エステヴェス脚本監督による、オールスター出演の群像劇『ボビー』に出演。またテレビの視聴者には、数々の賞を受賞したNBCの「ザ・ホワイトハウス」の主役ジェド・バートレット大統領として知られている。 また、平和と公正さを求める熱心な活動家でもある。アメリカの軍事政策や貧困、ホームレス問題の緩和、移民の人権問題、環境保護などに関する非暴力的な抗議デモへの参加などで67回も逮捕、召喚されている。同年ノートルダム大学からアメリカ人のカソリック信者に与えられる、もっとも歴史と栄誉のあるLaetare Medalを授与された。そのメダルは1883年以来、毎年芸術科学の世界で優れ、教会の理想と人間性の遺産の価値を高めた才能に贈られている。過去に授与された人々には、J・F・ケネディ大統領がいる。
デボラ・カーラ・アンガー(サラ)
1966年カナダ・バンクーバー生まれ。オーストラリアの名門国立劇芸術院(NIDA)に入学を許可された、初のカナダ人。デビュー作は、ラッセル・クロウ共演の『アンボンで何が裁かれたか』(90)。その後デヴィッド・フィンチャーの『ゲーム』(97/マイケル・ダグラス、ショーン・ペン共演)、デヴィッド・クローネンバーグ監督の『クラッシュ』(96/ジェームズ・スペイダー共演)、ノーマン・ジェイソン監督『ザ・ハリケーン』(99/デンゼル・ワシントン共演)、『ペイバック』(99/メル・ギブソン共演)、キャサリン・ハードウィック監督『サーティーン あの頃欲しかった愛のこと』(03/ホリー・ハンター共演)、『The Salton Sea ソルトン・シー』(未/02/ヴァル・キルマー共演)、『88ミニッツ』(07/アル・パチーノ共演)などに出演。 イアン・マッケランと共演した『Emile』(未/03)で、ジェラルディン・ペイジ最優秀女優賞受賞。ソフィア・ローレン、ジェラール・ドパルデュー共演の『微笑みに出会う街角』(02)ではカナダのアカデミー賞ノミネート。そのほか、ジョン・トラボルタ、スカーレット・ヨハンソン共演『ママの残したラブソング』(04)、マイケル・キートン共演『サイレント・ノイズ』(05)、デニス・ホッパー、サム・シェパード共演『レオポルド・ブルームへの手紙』(02)など。インディペンデント映画への貢献を表彰され、リベルテ賞を受賞している。
ジェームズ・ネスビット(ジャック)
1965年、北アイルランド生まれ。ロンドンのセントラル・スクール・オブ・スピーチ&ドラマで学び、1987年に卒業後、主に舞台で活躍。映画デビュー作は『ヒア・マイ・ソング』(91)。その後ITVのロマンティックコメディ"Cold Feet"(1998-2003)でブレイク。英国コメディアワード、ナショナル・テレビジョンアワードなど様々な賞を受賞している。映画での初の大役はビッグ・フィンを演じた『ウェイクアップ! ネッド』(98)。またBBCのドラマ「Murphy's Law」(2001-2007)に主演し、潜入捜査官トミー・マーフィーを演じ、アイリッシュTV&ムービーアワード(IFTA)に2度ノミネートされている。2004年実話を基にしたドラマ「Wall of Silence」で息子を殺された父親を演じ、再度IFTAにノミネート。2007年のBBCドラマ「ジキル」でトム・ジャックマンとハイド氏の2役を演じ、2008年ゴールデン・グローブ賞にノミネートされた。その後も様々なドラマティクな役柄を演じ、代表作にはリーアム・ニーソン共演の『レクイエム』(未/09)、TVミニシリーズ「占領者たちのイラク〜それぞれの闘い」(09)、「ザ・ディープ 深海からの脱出」(10)など。最新作は、レイフ・ファインズの初監督作『英雄の証明』(11)。
ヨリック・ヴァン・ヴァーヘニンゲン(ヨスト)
1964年オランダ・バールン生まれ。アクターズ・スタジオ・アムステルダムで学び、キャリアの最初の15年間はオランダとフランスの舞台だけで活動していた。オランダ映画「Total Loss」(未/00)でスクリーンデビュー。作品はロサンゼルスのAFI映画祭で上映され、それをきっかけにハリウッドで仕事を始めることになる。その後の10年間は、アンジェリーナ・ジョリー主演の『すべては愛のために』(03)、『リディック』(04)、ピーター・グリーナウェイ監督の「The Tulse Luper Suitcases」(未/03)、テレンス・マリック監督『ニューワールド』(05)などに出演。最新作はダニエル・クレイグ主演『ドラゴン・タトゥーの女』(11)、忠臣蔵をベースにしたキアヌ・リーブス主演『47RONIN』(12)など。
Page Top
Adobe Flash Playerをインストールして予告編を観る
大きなサイズで見る
 監督・脚本・製作:エミリオ・エステヴェス『ボビー』『メン・アット・ワーク』/出演:マーティン・シーン『地獄の黙示録』、デボラ・カーラ・アンガー『クラッシュ』、ジェームズ・ネスビット『英雄の証明』、ヨリック・ヴァン・ヴァーヘニンゲン『47RONIN』2010年/アメリカ・スペイン合作/英語/128分ビスタサイズ/ドルビーSRD/原題:The Way/字幕翻訳:寺尾次郎/プレス編集協力:増田統/後援: スペイン政府観光局 NPO法人日本カミーノ・デ・サンティアゴ友の会/提供:ニューセレクト/配給:アルバトロス・フィルム 配給:アルバトロス・フィルム
株式会社プラスディー セルバンテス文化センター中谷光月子とサンティアゴ巡礼の旅に出よう! 映画公式twutter 株式会社プラスディー 映画公式facebook