
イメルダ・スタウントン
サンドラ役
IMELDA STAUNTON
1956年1月9日、ロンドン生まれ。王立演劇学校で学び演劇の世界に入る。数多くの演劇やミュージカルに出演。イギリスで最も権威があるとされる演劇・オペラに与えられるオリヴィエ賞を4回受賞、11回ノミネートされている。テレビ界でも同様の成功を収め、国際エミー賞女優部門や英国アカデミー賞テレビ部門助演女優賞、プライムタイム・エミー賞ミニシリーズ/テレビ映画部門の助演女優賞にもノミネートされている。映画では『ヴェラ・ドレイク』(04)の演技により、英国アカデミー賞、ヨーロッパ映画賞女優賞、英国インディペンデント映画賞、ヴェネツィア国際映画祭女優賞を受賞し、アカデミー賞主演女優賞にノミネートされた。その他、『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』(07)、『家族の庭』(10)、『マレフィセント』(14)、『パレードへようこそ』(14)など世界的ヒット作にも数多く出演している。

ティモシー・スポール
チャーリー役
TIMOTHY SPALL
1957年2月27日、ロンドン生まれ。王立青年劇場と王立演劇学校で演技を学び、バーミンガム・レパートリー劇場とロイヤル・シェイクスピア・カンパニーに出演するなど演劇界で活躍。イギリスで最も愛される名優の一人であり、大英帝国勲章を授与されている。映画では『ハリー・ポッター』シリーズのピーター・ペティグリュー役で最もよく知られ、その他、『秘密と嘘』(96)、『ラッキー・ブレイク』(01)、『人生は、時々晴れ』(02)、『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』(07)、『英国王のスピーチ』(10)などがある。マイク・リー監督作『ターナー、光に愛を求めて』(14)では画家ターナーを演じカンヌ映画祭男優賞をはじめ7つの国際賞に輝いた。映画の近作には、レイチェル・ワイズ、トム・ウィルキンソンらと共演した『否定と肯定』(16)などがある。

セリア・イムリー
ビフ役
CELIA IMRIE
1952年7月15日、サリー州ギルフォード生まれ。ギルフォード・スクール・オブ・アクティングを卒業後、映画、テレビドラマ、演劇と様々なキャリアを積み、「ここ数十年で最も成功した英国女優のひとり」と評されている。2015年には「Not Quite Nice」を上梓して小説家デビュー、ベストセラーとなるなど女優だけに収まらない活躍を見せている。映画では、『ブリジット・ジョーンズの日記』(01)シリーズや『マリーゴールド・ホテルで会いましょう』(11)シリーズなどの代表作のほか、『カレンダー・ガール』(03)、『恋のロンドン協奏曲』(01)、「ラブ・パンチ」(13)などに出演している。

監督:リチャード・ロンクレイン
RICHARD LONCRAINE
1946年10月20日、イギリス グロスタシャー州チェルトナム生まれ。彫刻家としてデビューし、インティテュート・オブ・コンテンポラリー・アーツにて作品の展示を数回行ったのち、コマーシャルの監督として賞を取るようになる。以来、彼は多くの傑作映画やテレビ作品を監督してきた。主な作品に『Blade on the Feather』(英国アカデミー賞テレビ部門監督賞ノミネート作)、『リチャード三世』(ベルリン国際映画祭銀熊賞[監督賞]受賞作)、スティーヴン・スピルバーグ製作総指揮のエミー賞受賞作『バンド・オブ・ブラザーズ』、テレビ映画『チャーチル/大英帝国の嵐』と『美しきイタリア、私の家』(両作共に全米監督協会賞にノミネート)、ハリソン・フォード主演のスリラー映画『ファイヤーウォール』、キルステン・ダンストとポール・ベタニー主演のロマンティック・コメディー『ウィンブルドン』、レニー・ゼルウィガー主演のコメディー『たった一人のあなたのために』、モーガン・フリーマンとダイアン・キートン主演の『ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります』などがある。