CAST
トム・ハーディ(レジー・クレイ/ロン・クレイ)

1977年9月15日、イギリス・ロンドン生まれ。ロンドンの演劇学校ドラマ・センターにて演技を学ぶ。TVミニシリーズ「バンド・オブ・ブラザース」(01)で俳優デビューを飾り、『ブロンソン』(08)で英国インディペンデント映画賞最優秀男優賞を受賞するなど注目を集める。その後、クリストファー・ノーラン監督の『インセプション』(10)や、トーマス・アルフレッドソン監督の『裏切りのサーカス』(11)、マックG監督の『Black&White/ブラック&ホワイト』(12)など話題作に相次いで出演。2012年の『ダークナイト ライジング』では敵役ベインに抜擢され、鍛え上げた肉体と圧倒的存在感で世界にその名を知らしめた。その後も、<不死身>と呼ばれた伝説の兄弟を演じた『欲望のバージニア』(12)、全編ほぼ一人芝居に挑んだ『オン・ザ・ハイウェイ その夜、86分』(13)、ロシア人エリート捜査官を演じた『チャイルド44 森に消えた子供たち』(14)など、チャレンジングな役柄でその演技力とカメレオン俳優ぶりを発揮。そして2015年、アクション超大作『マッドマックス 怒りのデス・ロード』の主人公マックス役で大ブレイクすると、続く『レヴェナント:蘇えりし者』(4月22日公開)ではアカデミー賞助演男優賞に初ノミネート。実力派俳優としての地位を確立した。今後も『マッドマックス』次回作“Mad Max : The Wasteland”、クリストファー・ノーラン監督の新作“Dunkirk”などへ出演が決定しており、その活躍から目が離せない。
エミリー・ブラウニング(フランシス・シェイ)

1988年12月7日、オーストラリア・メルボルン生まれ。『ゴーストシップ』(02)で映画デビュー。2004年、『レモニー・スケットの世にも不幸せな物語』(04)で放送映画批評家協会賞の若手女優賞にノミネートされ、注目を集める。2011年にファンタジー・アクション『エンジェル ウォーズ』で演じたベイビードール役で鮮烈な印象を残し、川端康成の短編小説を映画化した『スリーピング ビューティー/禁断の悦び』(11)、人気バンド、ベル・アンド・セバスチャンのスチュアート・マードックが監督・脚本を務めたミュージカル『ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール』(14)などで主演を務める。アート系のインディペンデント映画からハリウッド大作までこなす才能豊かな若手女優。
デヴィッド・シューリス(レズリー・ペイン)

1963年3月20日、イギリス・ブラックプール生まれ。ロンドンのギルドホール音楽演劇学校で演技を学び、TVや舞台でキャリアを積む。1993年にマイク・リー監督作『ネイキッド』で主演を務め、カンヌ国際映画祭男優賞をはじめ数々の賞を獲得。以降、大作にも起用されるようになり、『太陽と月に背いて』(95)、『セブン・イヤーズ・イン・チベット』(97)、『シャンドライの恋』(98)、『キングダム・オブ・ヘブン』(05)等で印象的な役柄を好演。2004年からは大ヒットシリーズ『ハリー・ポッター』にルーピン先生役でレギュラー出演し、世界的に知られるようになる。近作に、『戦火の馬』(11)、『RED リターンズ』(13)、『ゼロの未来』(13)、『博士と彼女のセオリー』(14)などがある。俳優の他、監督や脚本もこなす。
クリストファー・エクルストン(ニッパー・リード)

1964年2月16日、イギリス・マンチェスター生まれ。数々のTVシリーズに出演し、イギリスの長寿SFドラマ「ドクター・フー」(05~06)では9代目ドクターを演じて好評を博し、ナショナル・テレビジョンアワードを受賞。映画では1994年にダニー・ボイル監督の『シャロウ・グレイブ』で注目を集め、その後マイケル・ウィンターボトム監督の『日蔭のふたり』(96)、『いつまでも二人で』(99)で主演を務める。その他、『姉のいた夏、いない夏』(01)、『28日後...』 (02)、「HEROES/ヒーローズ(シーズン1)」(06~07)、『アメリア 永遠の翼』(09)、『アンコール!!』(12)、『マイティ・ソー/ダークワールド』(13)など出演作多数。TV、舞台、映画と幅広く活躍するベテラン俳優。
タロン・エガートン(マッド・テディー・スミス)

1989年、11月10日、イギリス・バーケンヘッド生まれ。2012年RADA(英国王立演劇学校)を卒業し、ナショナル・シアターの“The Last of The Haussmans”で初舞台を踏む。TVシリーズ「オックスフォードミステリー ルイス警部(シーズン7)」(13)に出演した後、“The Smoke”(14)にレギュラー出演。2014年には『戦場からのラブレター』(未)でスクリーン誌の“明日のスター”に選ばれる。そして2015年『キングスマン』(15)で長編映画2作目にして初主演を果たし、一躍脚光を浴びる。今後も『キングスマン』次回作ほか、イギリス初の五輪スキージャンパー、マイケル・エドワースを演じた“Eddie the Eagle”、エマ・ロバーツ、ケヴィン・スペイシーら共演の“Billionaire Boys Club”など話題作への出演が続く、期待の新人俳優。