8月2日（金）よりシネマート新宿・心斎橋他全国順次ロードショー

INTRODUCTION

韓国映画界最強の男マ・ドンソクが教育的指導！！

韓国映画界で今最も注目される男マ・ドンソク。世界中で大ヒットを記録した『新感染　ファイナル・エクスプレス』では抜群の存在感を示し、主演作『犯罪都市』では強力班の刑事に扮し観客を熱狂させた。その強面の風貌や屈強な体躯から刑事や犯罪者を演じることが多かったマ・ドンソクが、本作ではなんと女子高に赴任した体育教師に扮する。大勢の女生徒に紛れて一際体の大きい男が戸惑う姿は心が和むが、もちろんマ・ドンソクならではのド迫力アクションも待ち構えている。教師マ・ドンソクとコンビを組んで失踪事件を追う女子高生を演じるのは、『アジョシ』『私の少女』のキム・セロン。子役時代に“神童”と称されたキム・セロンの心身共に成長した演技にも要注目である。

STORY

女子高の体育教師として赴任した、元ボクシング・チャンピオン。 女生徒に囲まれ戸惑う日々を過ごす中、ひとりの生徒が忽然と消える。 口をつぐむ人々。誰も少女を探さない。この町は、何かがおかしい―。 失踪事件の裏側に隠された恐るべき真実。
放課後に悪魔が嗤う時、予測不可能な結末が訪れる―。

かつてボクシングのチャンピオンだったギチョルは、暴力沙汰によりコーチの職を失ってしまう。そんなギチョルが新たに見つけた仕事は、女子高の体育教師だった。しかし、それまで男ばかりの世界で過ごしてきたギチョルは、女生徒たちに囲まれて戸惑うばかり。なんとか学校に馴染もうとする中、不登校中の同級生の行方を探すユジンと出会う。その生徒は、家にも帰らずに忽然と姿を消してしまったのだという。他の教師はだだの家出だと取り合わず、警察は口ばかりで全く捜査も進展しない。まるで、意図的に行方を探していないかのように。ギチョルがこの町の不穏な空気を感じる中、今度はユジンが何者かに襲われる。ギチョルは、ユジンに代わり生徒の行方を探そうとするが―。

CAST

01 マ・ドンソク

町に新しく赴任してきたごく普通の体育教師ギチョル

韓国映画界唯一無二の俳優

2013年の百想芸術大賞で最優秀助演男優賞を受賞したマ・ドンソクは、過去10年間、注目を集め高い評価を受けた数々の作品に出演を重ねてきた。出演作には、『生き残るための３つの取引』、『悪いやつら』、『群盗』、『グッバイ・シングル』などがある。2016年の『新感染　ファイナル・エクスプレス』では、彼の出演作では初めて観客動員数1000万人を突破した。彼は、激しい情熱をもってすべての役に取り組み、観客を力強いアクションシーンで魅了し、予想外のユーモアで驚かせる。彼の演技能力の深みは、観客の理解を超えるほどのものである。今回の『守護教師』では、自分の生徒を助けようと奮闘する筋骨逞しい体育教師に扮する。

主な出演作

2018年　『ワンダフルゴースト』『神と共に　第二章：因と縁』『ファイティン！』
2017年　『神と共に 第一章：罪と罰』『ブラザー』『犯罪都市』
2016年　『新感染　ファイナル・エクスプレス』『グッバイ・シングル』「元カレは天才詐欺師～38師機動隊～」
2015年　『悪のクロニクル』
2014年　『群盗』、「バッドガイズ」
2013年　『結婚前夜　～マリッジブルー～』『ザ・ファイブ　―選ばれた復讐者—』
2012年　『ファイヤー・ブラスト 恋に落ちた消防士』『隣人　―The Neighbors－』、『悪いやつら』
2011年　『パーフェクト・ゲーム』
2009年　『生き残るための３つの取引』

02 キム・セロン

失踪した少女を探す唯一の人物ユジン

神童と称された女優

若手女優のキム・セロンは、アクション映画『アジョシ』で注目を浴びる。世の偏見にさらされる少女を演じた『私の少女』の演技では、第35回青龍映画賞新人女優賞を受賞。テレビ界と映画界を自由に行き来しながら活動しているセロンは、本作品でも引き続きファンを魅了することになるだろう。マ・ドンソクとは、『隣人　―The Neighbors－』以来2度目の共演となる。

主な出演作

2016年　「魔女宝鑑　～ホジュン、若き日の恋～」
2015年　「華麗なる誘惑」
2014年　『悪魔は闇に蠢く』『私の少女』「ラブオン・ハイスクール」
2013年　「女王の教室」
2012年　『隣人　―The Neighbors－』「バービー」
2011年　「俺はパパだ　終わりなき復讐」「天上の花園」
2010年　『アジョシ』
2009年　『冬の小鳥』

03 イ・サンヨプ

ハンサムでシャイ。学校で最も人気のある先生ジソン

映画・テレビで活躍する多才な俳優

映画『FLU 運命の36時間』から、テレビドラマ『シグナル』、『マスター－ククスの神』、『チャン・オクチョン』、『優しい男』まで、イ・サンヨプは、様々なメディアで観客に馴染みのある俳優だ。最近、『ランニングマン』や『ジャングルの法則』などのバラエティー番組やリアリティー番組などで幅のある実力を見せつけ、多方面から注目を浴びている。『守護教師』は、イ・サンヨプにとって5年ぶりの映画出演となる。今回、常に穏やかで冷静な高校教師を演じている。彼は、生徒たちに大変人気があるが、少女の突然の失踪の謎を解く不可解な秘密を知っている人物でもある。

主な出演作

2017年　「あなたが眠っている間に」
2016年　「マスター－ククスの神　～復讐の果てに～」「今週妻が浮気します」
2015年　『FLU 運命の36時間』「青い鳥の輪舞」
2012年　「優しい男」「チャン・オクチョン」
2011年　「ちりも積もればロマンス」

04 チン・ソンギュ

町の事情に精通しているマフィアのボス・ビョンドゥ

自分の芝居を磨き続けた俳優

チン・ソンギュは、与えられた役すべてに躊躇なく向き合うことのできる俳優である。これまでに『グッド・バッド・ウィアード』、『火車　HELPLESS』、『トンネル 闇に鎖された男』、『ザ・メイヤー　特別市民』、『名もなき野良犬の輪舞』、『天命の城』などに出演。『犯罪都市』の演技で2017年第38回青龍映画賞最優秀助演男優賞を受賞して以来、彼の下に数々の出演依頼が舞い込んでいる。『守護教師』では、一度見たら忘れられないような印象深い演技を披露し、これまでの努力の結晶が露わになっている。

主な出演作

2017年　『スウィンダラーズ』『犯罪都市』『天命の城』『名もなき野良犬の輪舞』『ザ・メイヤー　特別市民』
2016年　『トンネル　闇に鎖された男』
2012年　『火車　HELPLESS』
2008年　『グッド・バッド・ウィアード』

STAFF

イム・ジンスン （監督／脚本）

「誰もが、いずれは大人になる。
しかし、社会や周囲で何か問題が起きた時に
大人らしく行動できる人間はそうそういるものではない。
『守護教師』に登場する人々が直面する試練を通して、
現実に起こっている問題に興味を持っていただけると嬉しい」

映画界の厳しい現実をコミカルに描いた半自伝的長編映画『Super Star（英題）』で監督としてデビューを果たしたイム・ジンスン監督が、スリラー映画で戻ってくる。今回も、暗い現実を描くことを目指す。「社会や周囲で何か問題が起きた時に大人らしく行動できる人間はそうそういるものではない」とイム・ジンスン監督は語る。彼は、この物語を伝えるにはスリラーという形が最も適していると判断し、長編デビュー作品を手掛ける前からこのスリラーに取り組んできた。「スリラーというのは、人の真の内面の裏側を見せることができるジャンルだ。しかし、人間の核の部分に触れるということでもあるから、手ごわいジャンルでもある。ずっと、このジャンルに興味を抱いてきたので、自分で挑戦してみようと思った」と彼は言う。『守護教師』では、ハラハラするような緊張感を含めながらも、人間らしさやユーモアもふんだんに盛り込まれている。