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聴こえてきたのは、家族の笑い声、禁じられた歌、そして男の信念だった
チョン・ウ オ・ダルス 偽りの隣人 ある諜報員の告白
豪華著名人から推薦コメント!
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チョン・ウ オ・ダルス 偽りの隣人 ある諜報員の告白
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韓国初登場1位!『7番房の奇跡』監督最新作!
1985年、軍事政権下の韓国。民主化を求め自宅軟禁された政治家と監視する諜報員 国家を揺るがせた男たちの”正義”を描く社会派ヒューマンサスペンス
韓国初登場1位!『7番房の奇跡』監督最新作!
韓国初登場1位!『7番房の奇跡』監督最新作!
9月17日(金)よりシネマート新宿ほか全国公開!
9月17日(金)よりシネマート新宿ほか全国公開!

Trailer

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Introduction
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韓国初登場1位! 『7番房の奇跡』のイ・ファンギョン監督最新作がついに!

韓国初登場1位! 『7番房の奇跡』のイ・ファンギョン監督最新作がついに!

韓国歴代興収10位、日本でも親子愛に号泣する観客が続出したヒット作『7番房の奇跡』(2013)のイ・ファンギョン監督が、待望の最新作を発表! 2020年12月の韓国公開時に初登場1位を獲得した。冤罪を生んだ司法制度への批判をファンタジックなエピソードに包んで描いたファンギョン・マジックは、本作でさらに進化。韓国現代史における軍事独裁政権と民主化運動の対立をモチーフにした社会派ドラマではあるが、衝撃の実録ドラマ『1987、ある闘いの真実』(17)や『タクシー運転手 約束は海を越えて』(17)とはアプローチを変えて、心に浸みるヒューマンドラマに仕上げた。監督自身はあくまでも物語はフィクションであり、特定の政治家をモデルにしたものではないと語るが、時代背景や海外への逃避行、政治信念からは、日本ともゆかりの深くノーベル平和賞を受賞したあの元大統領が想起されるだろう。 軍事政権が国民の民主化運動を弾圧していた1985年。政権から目の敵にされ、海外に逃れていた野党総裁のイ・ウィシクが緊急帰国する。諜報機関のキム室長は彼の大統領選出馬を阻止すべく、ウィシク一家を自宅軟禁。隣の民家を盗聴拠点ではデグォン含め3名の盗聴チームが24時間体制で監視し、共産主義者に仕立てるミッションに動き出す。しかし、家族を愛し、国民の平和と平等を願うウィシクの声を聞き続けるうちに、デグォンは過激さを増す上層部に疑問を持ち始める。

韓国の名優怪優が集結。イ・ファンギョン監督が少年時代を過ごした1985年を再現!

韓国の名優怪優が集結。イ・ファンギョン監督が少年時代を過ごした1985年を再現!

国家に誠を誓い、家族にも極秘で国家安全政策部の熱血職員として身を粉にするデグォン。ドラマ『応答せよ1994』で大ブレークし、『レッド・ファミリー』(13)では仲良し家族になり切る北朝鮮のスパイを演じ、ある殺人事件を映画化した『善惡の刃』(17)で弁護士を演じたチョン・ウが演じる。一方、やわらかな笑顔で信念を貫き、圧政に耐える国民を思い続ける政治家ウィスクには、『国際市場で遭いましょう』(14)や『プロミス氷上の女神たち』(18)で活躍する韓国の名優オ・ダルスが。イ・ファンギョン監督とは詐欺罪で収監されたヤンホを演じた『7番房の奇跡』以来2度目となる。陰謀を指揮するキム室長には『スマホを落としただけなのに』韓国リメイクの出演が決定したベテラン俳優、キム・ヒウォン。デグォンの部下に大ヒットドラマ「SKYキャッスル~上流階級の妻たち~」の野心的すぎる法学教授役で注目されたキム・ピョンチョルなど個性的な顔が脇を支える。 自宅軟禁の暗い雰囲気を吹き飛ばし、2人を繋ぐきっかけとなるのは、ナミが歌うポップソング『クルクル』だ。1984年にリリースされキャッチーなメロディとビングルビングルという特徴的な歌詞で大人気となり、『サニー 永遠の仲間たち』でも歌われるほど、時代を代表する懐メロとなっている。1985年頃のソウルの街並みやファッションを再現したレトロさや、庶民的な韓国料理も見所のひとつだ。1970年生まれのイ・ファンギョン監督が、多感な少年時代に経験した1985年。「なぜ韓国では民主化が遅れ、多数の犠牲者が出たのだろう」との疑問と静かな怒りが投影された、ヒューマン・サスペンス!

story

1985年、国家による弾圧が激しさを増す中、次期大統領選に出馬するため帰国した野党政治家イ・ウィシク(オ・ダルス)は空港に到着するなり国家安全政策部により逮捕され、自宅軟禁を余儀なくされた。諜報機関はウィシクを監視するため、当時左遷されていたものの愛国心だけは人一倍強いユ・デグォン(チョン・ウ)を監視チームのリーダーに抜擢。デグォンは隣家に住み込み、24時間体制の監視任務に就くことになった。機密情報を入手するため盗聴器を仕掛けたデグォンだったが、家族を愛し、国民の平和と平等を真に願うウィシクの声を聞き続けるうちに、上層部に疑問を持ち始める。そんな矢先ウィシクとその家族に命の危険が迫っていたー。

Tape Reel

Staff & Cast

イ・ファンギョン(監督・脚本)
イ・ファンギョン(監督・脚本)
『あいつはカッコよかった』(04)で監督デビュー。続く女性騎手の夢と希望を描いたヒューマンドラマ『角砂糖』(06)で春史大賞新人監督賞を受賞。2011年には知的障害の父と6歳の娘の絆を描いた『7番房の奇跡』で韓国のアカデミー賞” 大鐘賞”12部門ノミネート4部門受賞し、韓国歴代興収10位の大ヒットを記録した。韓国を代表する映画監督である。
チョン・ウ(デグォン役)
チョン・ウ(デグォン役)
1981年1月14日生まれ。2006年に俳優デビュー。映画、テレビドラマに数多く出演し、TVドラマシリーズ「応答せよ1994」(13)の演技が話題となり大ブレーク。『レッド・ファミリー』(13)では仲良し家族になり切る北朝鮮のスパイを演じ、ある殺人事件を映画化した『善惡の刃』(17)では弁護士を演じた。実在の登山家オム・ホンギルのヒマラヤ登頂を描いた『ヒマラヤ 〜地上8,000メートルの絆』(16)では人気俳優ファン・ジョンミンと共演を果たしている。
オ・ダルス(イ・ウィシク役)
オ・ダルス(イ・ウィシク役)
1968年6月15日生まれ。2002年『海賊、ディスコ王になる』で映画デビュー。その後、『大統領の理髪師』(04) 『親切なクムジャさん』(05) などに出演後、2007年『夏物語』で第15回春史大賞映画祭で助演男優賞を受賞。パク・チャヌク監督作『渇き』(10)やファンギョン監督と初タッグを組んだ『7番房の奇跡』(14) 、釜林事件を描いた『弁護人』(16)など話題作に出演。2015年の『国際市場で逢いましょう』では、青龍映画賞と大鐘賞の助演男優賞をW受賞した。韓国を代表する名優である。